R37) オンラインゲーム運営の現実
  〜リリース前後に発生するコンテンツの課題〜
堀 誠一/ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社

プロデュース 9月5日(金)14:30〜16:00
セッション概要
本格的なオンラインゲームビジネスの到来に伴い、従来のパッケージゲーム開発・提供とは異なる「運営」という課題が参入各社に提示されています。 本セッションでは「ラグナロクオンライン」というコンテンツ運営に関しての現実を踏まえながら、コンテンツのリリースからサービス提供に至るまでに、開発者の立場、また運営者の立場から考慮すべき問題点、課題について述べていきたいと思います。

[1]オンラインゲーム運営の現実
[2]コンテンツ開発段階に考慮すべき着目点
[3]ユーザー層の想定とプレテストの利用方法
[4]運営開始後の課題
[5]オンラインゲームビジネスが直面する壁
受講対象者
オンラインゲーム開発事情、アーキテクチャーに基礎的な知識を持たれる方
製品開発、マーケティング等のプロジェクトマネジメント知識を持たれる方
オンラインゲーム市場に進出を考えられている方
キーポイント
オンラインゲームの制作上、運営を前提として検討しておくべき開発時点での着目点、コンテンツの性格によるプレテスト活用、運営開始後に発生する各種問題点について、ラグナロクオンラインの事例を踏まえて説明します。また今後のオンラインゲームビジネスにおけるデベロッパー(開発元)とパブリッシャー(提供元)の相関関係、それらが直面する問題点についての一考察を提供させていただきたいと思います。
 

講師プロフィール
堀 誠一氏
堀 誠一
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
テクニカルサービス部 ゼネラルマネージャー

1969年生まれ。
1990年日本ソフトバンク社入社。のちにソフトバンクテクノロジー社に転籍。ソフトバンクグループのインターネットビジネス支援事業にてエンジニア、プロジェクトマネージャーとして携わる。
2001年オンラインゲーム会社創設支援にてMMORPGの国内誘致を担当。
2002年ソフトバンクテクノロジー社退職の後、ガンホーオンラインエンターテイメント社の創設メンバーとなり、現在システム設計・運営サービス部門を担当。
創業のドタバタの中で乗る暇がなく、動かなくなった愛車ボクスターの整備代に悩む今日この頃。

補足情報
オンラインゲーム運営の現場は日々刻々と勉強をさせて頂ける場です。
現在こちらを書かせていただいているのは5月ですが、CEDECの開催ぎりぎりまで原稿作成を遅らせて、最新の情報をご提供したいと考えております。