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TVシリーズ「巌窟王」での映像表現の試み R09
8/29(月)14:30-16:00
セッション概要
受講スキル
特にありません。

内容
TVシリーズのセルアニメーションの中で、いかにデジタル的な処理を使用して、新しい表現を導入していけるか。

「巌窟王」では、デジタル処理をよりコンセプチャルに導入し、セル画に装飾的な柄や質感(テクスチャ)を貼り、背景には3DCGを9割使用するなどして、過装飾な貴族社会の世界を表現してみました。

今回は、実際の画像・映像をお見せしつつそのプロセスをご説明させて頂くのと、ワークフローやインハウスソフトウェアの開発についてもお話させて頂ければと思います。
講師プロフィール
副島 恵文 副島 恵文 株式会社ゴンゾ (デジタル部/デザイナー・ディレクター)

武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業。
SEGAエンタープライズ、OOZを経てゴンゾに入社。
デザイナー・ディレクターとして在籍中。。
ゴンゾ入社後、「FF:U ファイナルファンタジー:アンリミテッド」「LAST EXILE」では3DCGディレクター、「SAMURAI7」ではOP/EDの演出、グラフィックデザインを手がける。
「巌窟王」においては、デジタルディレクターという立場で参加しつつ、EDの演出やシリーズ全体のアートワークのディレクションを手がけるなど、多岐にわたってGONZOタイトルに関わっている。
そのほか、「ANIMATRIX」にも参加。
2006年末発売開始予定のOVA「マルドゥック・スクランブル」では、初監督を務める。