プログラム

公募セッションinteractive  

お互いに掌をくすぐりあうための視覚・振動の重畳手法

形式 
インタラクティブ
受講スキル

・振動(触覚)デザイン経験
・ポータブルゲーム機ハードウエア設計経験
・ポータブルゲーム機用ソフトウェア企画もしくはデザイン経験
・ユーザビリティ評価経験

受講者が得られる
であろう知見

・くすぐり感をユーザに提供するための視覚・振動(触覚)提示技術および学術的知見
・くすぐり合うためのハードウエア設計要件および技術的詳細

ゲーム内のキャラクタ・遠隔地のユーザとお互いに掌をくすぐりあうための手法を提案する.本技術は単純な振動と指先の運動という視覚効果を同時に提示すると,くすぐったさとして解釈される現象を利用する.ポータブルゲーム機内の画面にユーザの掌を表示させ,キャラクタなどの指先の動きをこれに重畳させることで,ユーザは指先でくすぐられているかのような錯覚を得る.またタッチパネル上をユーザがくすぐることにより,相手の掌をくすぐることもできるため双方向性を持つ.さらに指先の動きをネットワーク越しに共有することで,遠隔地のユーザともくすぐり合える.ポータブルゲーム機,特にカメラ搭載型に向いた技術を紹介する.

  • 古川 正紘

    古川 正紘

    慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科

    舘研究室

    特任助教

    2007年3月電気通信大学大学院 電気通信学研究科 知能機械工学専攻 修士課程修了.2009年4月より独立行政法人 日本学術振興会 特別研究員(DC2).2010年3月 電通大院 同専攻 博士課程修了,博士(工学).2010年4月より独立行政法人 日本学術振興会 特別研究員(PD)として同大学院 情報理工学研究科 総合情報学専攻に在籍.現在,慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 特任助教としてJST-CREST「さわれる情報環境プロジェクト」に従事.

    《講師からのメッセージ》

    本講演に関するビデオはこちらからご覧になれます.http://masahirofurukawa.jp/

    当日は活発な議論・ご意見を頂戴できることを楽しみにしております.

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