プログラム

公募 INT

起立−着席運動支援用ゲームの使用が生理・心理に与える影響—大学生を対象とした検証実験—

形式 
インタラクティブセッション
受講スキル

シリアスゲームおよびゲーミフィケーションに関する興味・関心を有していること。また、その効果測定に興味・関心のある方。

受講者が得られる
であろう知見

シリアスゲームの効果測定について、その実験的手法に関する知見。また、実際にゲームがどのように人の心理・生理に影響を及ぼしているかを理解することができる。

起立-着席運動用に開発されたシリアスゲーム「樹立の森リハビリウム」の心理・生理的影響について実験室実験を行い検証した。運動中およびその前後で、呼気ガス、心拍数、唾液中コルチゾールを測定し、質問紙を用いた主観評価も行った。一人で起立-着席運動を行った場合とシリアスゲームを用いて起立-着席運動を行った場合を比較すると、身体面に対し同程度の負荷が得られること、心理面について抑うつを減少させる効果があることが明らかとなった。

  • 財津康輔

    財津康輔

    九州大学統合新領域学府

    ユーザー感性学専攻

    大学院生

    研究テーマ
    ・シリアスゲーム(教育・リハビリ)
    ・ゲーミフィケーション
    ・ゲームリテラシー
    ゲームの持つ力をさまざまな可能性につなげる研究・実践・デザインをしていければと思っています。

    共同研究者

    共同研究者 樋口重和 九州大学芸術工学研究院 教授 
    共同研究者 松隈浩之 九州大学芸術工学研究院 講師
    共同研究者 林田健太 医療法人順和 長尾病院 理学療法士
    共同研究者 梶原治郎 医療法人順和 長尾病院 作業療法士

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