アカデミック・基盤技術
自然言語処理を中心とする人工知能技術の現状とエンターテインメント業界における応用の可能性
- 日時
- 8月26日(水) 14:50~15:50
- 形式
- レギュラーセッション
- プラットフォーム
- その他
受講スキル | 専門家ではないが、自然言語処理や人工知能技術の利用に興味がある方。 |
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受講者が得られるであろう知見 | エンターテインメント業界において、自然言語処理や人工知能の技術を利用する価値があること。 |
セッションの内容
本セッションでは、まず近年注目されている人工知能技術、特に自然言語処理技術の現状について背景的な説明をします。
次に、自然言語処理技術の利用を容易にするためのプラットフォームとツールキットの構築の取り組みについて紹介します。
そしてそのプラットフォームを用いた応用を中心に、人工知能による大学入試の自動解答、電子カルテの処理など具体的な事例を紹介します。
最後に、会話システムの導入や言語データの解析、多言語対応などエンターテインメント業界での利用の可能性を議論します。
自然言語処理を中心とする人工知能技術について、現状と利用の可能性を、具体的な事例に基づいて解説致します。
講師プロフィール
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狩野 芳伸
静岡大学
情報学部
准教授
2001年東京大学理学部物理学科卒、2007年東京大学情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻単位取得退学。博士(情報理工学)。東京大学特任研究員、科学技術振興機構さきがけ研究者等を経て、2014年より現職。
など自然言語処理・人工知能の研究に従事。自然言語処理のプラットフォーム構築と応用研究、より人間らしく自然な自動対話システムの構築に興味をもつ。
http://kanolab.net/kano/index.ja.html《講師からのメッセージ》