ゲームデザイン
「サマーレッスン」が誘う非現実のリアル(2) テクニカル編
- 日時
- 8月28日(金) 14:50~15:50
- 形式
- レギュラーセッション
- プラットフォーム
- コンシューマ
- その他
受講スキル | VRゲーム・アプリ制作の経験もしくは知識。 |
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受講者が得られるであろう知見 | VRゲーム開発におけるプログラム・ビジュアル・キャラクターアニメーションのコツ |
セッションの内容
VR技術デモ「サマーレッスン」は、キャラクターとのコミュニケーションを主眼に置いたVRコンテンツの中では黎明期のものであったため、開発上の新たなチャレンジの瞬間・試行錯誤の回数は膨大な量に上った。そこで得られた知見の中から、「VRにおける3Dエンジン制御・UI制御」「VRにおけるキャラクター表現・背景表現」「VRにおけるフェイシャル・アニメーション表現」の3軸をピックアップし解説する。
講師プロフィール
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原田 勝弘
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
Worldwide Planning & Development Unit
部長/ゲームディレクター/チーフプロデューサー
早稲田大学卒。
旧㈱ナムコVS開発部(Video Soft Research & Development)にて、鉄拳やソウルキャリバーなどのアクションゲーム系のプロジェクトに20年以上携わる。
旧ナムコのゲームエンジンの基礎となっているアニメーション制御システムスクリプトの構築から、ゲーム企画やプロデュース、営業から広報的活動、コミュニティマネージメントまで活動範囲は多岐に渡る。
主なタイトル:「鉄拳シリーズ」、「ソウルキャリバーシリーズ」、「ポッ拳」、「サマーレッスン」等
主な出演作:劇場版「THE NEXTGENERATIONパトレイバー」、TVドラマシリーズ「ノーコン・キッド ~ぼくらのゲーム史~」等 -
山本 治由
株式会社バンダイナムコスタジオ
AM開発統括本部 AM第1開発本部 コンテンツ開発1部 AMプログラム1課
リードプログラマー
筑波大学大学院卒。研究テーマはAR(AugumentedReality)。
2006年 バンダイナムコゲームス入社(現在はバンダイナムコスタジオ)。
鉄拳プロジェクトで、鉄拳6・6BR・TAG2の開発に携わる。主な担当はゲームカメラ、エフェクト、ステージギミック
VRHMDと出会ってからは、業務の合間や趣味で試作・検証をしていた。
そこへ突然機材が届き、気づけばサマーレッスン一辺倒の日々。
最近の癒しは、職場で稼動しているバトルガレッガ。《講師からのメッセージ》
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吉江 秀郎
株式会社バンダイナムコスタジオ
AM開発統括本部 AM第1開発本部 コンテンツ開発2部 AMVA1課
アートディレクター/キャラクターデザイナー
大阪芸術大学デザイン学科を卒業後、1998年株式会社ナムコ(現バンダイナムコスタジオ)に入社。
『ソウルキャリバーシリーズ』のアートディレクション、『鉄拳シリーズ』のキャラクターモデリング、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』のテクニカルサポート等、3Dモデル制作を中心に様々なタイトルの開発に携わる。
趣味はアクションフィギュア、変形ロボット玩具収集。《講師からのメッセージ》
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森本 直彦
株式会社バンダイナムコスタジオ
ET開発本部 サウンド&アニメーション部 アニメーション1課
アニメーター
2001年(旧ナムコ)中途入社。
2005年から、主にカットシーンを中心にアニメーションリードとして「エースコンバット」シリーズに携わる。
業務用ガンシューの開発でUnrealEngine3を使った経験から、突如サマーレッスンの開発に召喚されて以来、
サマーレッスンにはアニメーションリードとして携わっています。
VR技術でアニメーションはどう進化するのか、進化させられるのか、そんなことを考える今日この頃です。《講師からのメッセージ》
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玉置 絢
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
CS事業部 第1プロダクション
プロデューサー/ゲームディレクター
8歳の頃に覚えたQuickBASICでゲーム制作に目覚める。株式会社バンダイナムコゲームス 第1スタジオ(現:株式会社バンダイナムコスタジオ)にプランナーとして入社し、主に「ソウルキャリバー」「エースコンバット」チームに在籍。
「エースコンバット インフィニティ」のリードゲームデザイナーを担当後、同社の原田勝弘から下命されたVRデモ「サマーレッスン」の企画立案・脚本・ディレクションを担当。VR技術とゲームデザインの融合を模索しつつ、VRならではの気分が味わえるシチュエーションやキャラクター設計を日々追究している。
現在、バンダイナムコエンターテインメントCS事業部にてプロデュース業務も担当。
疲れてくると日常系アニメの録画本数が増える。《講師からのメッセージ》