ゲームデザイン
現実世界のプレイヤーとデジタル世界のキャラクターの理想的なコミュニケーションのあり方とは? 読者参加型web小説「3D小説 bell」が拓く、ユーザーを巻き込み主体的な行動を起こさせるゲームデザイン手法
- 日時
- 8月26日(水) 11:20~12:20
- 形式
- レギュラーセッション
- プラットフォーム
- PC
- モバイル
- その他
受講スキル | コンテンツにおける物語体験の役割に興味を持っている方。 |
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受講者が得られるであろう知見 | ゲームとリアルを融合させた新たなゲーム開発を行うにあたり必要とされるノウハウやアイディア。 |
セッションの内容
3D小説「bell」は、KADOKAWA×dwango×グループSNEの3社合同企画として、インターネット上でしか実現できない新しい物語体験を目指して制作された、読者参加型web小説です。
現実時間と同期して更新されるweb小説に対して、twitter等を介して読者が干渉できることが特徴で、日本全国の現地に飛び出す仕掛けもありました。
本セッションでは、IGDA日本SIG-ARG(国際ゲーム開発者協会日本 代替現実ゲーム部会)正世話人であり、3D小説において現実世界でユーザに行動を求める施策部分のゲームデザインを担当した竹内ゆうすけが、ARG(代替現実ゲーム)的な観点で見た3D小説のゲーム設計と、それがどのようにユーザに受け入れられ、さらには制作側の想定を上回る行動により物語そのものへ影響を与えていった経緯を、詳細な事例紹介とともにお話します。
さらに3D小説の手法について、「タイムトラベラーズ」「428 ~封鎖された渋谷で~」などの代表作を持つイシイジロウがゲームデザイナーの視点から、新しいデジタルゲーム開発へ向けた可能性を探ります。
講師プロフィール
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竹内ゆうすけ
ラ・シタデールLLC.
代表
ラ・シタデールLLC. 代表
NPO法人IGDA日本(国際ゲーム開発者協会日本)代替現実ゲーム部会 正世話人
【書籍】
『3D小説 bell』(KADOKAWA,2014年)※ARG要素のコンサルティング・制作・運営
【CEDEC講演歴】
CEDEC2014「ゲームを作るだけじゃない!謎解き型体験イベントとの相乗効果で新規市場を開拓しよう」【コーディネーター】
CEDEC2013「クロスボーダー「AI×認知科学」パネルディスカッション」【パネリスト】《講師からのメッセージ》
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イシイジロウ
フリーランス
原作家 脚本家 ゲームクリエイター
イシイジロウ
原作家 脚本家 ゲームクリエイター
チュンソフト(2000年入社)、レベルファイブ(2010年入社)において、おもにアドベンチャーゲームのシナリオ・監督・プロデュース、ディレクションを務めたのち、2015年に独立。
代表作は『3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!』(監督/チュンソフト)、『428~封鎖された渋谷で~』(総監督/チュンソフト)、『タイムトラベラーズ』(ディラクター/レベルファイブ)など。《講師からのメッセージ》