ビジュアル・アーツ

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招待 VA  

『シドニアの騎士』にみる新しいデジタルアニメーションへの挑戦

日時 
8月26日(水) 16:30~18:50
形式 
レギュラーセッション
プラットフォーム 
その他
受講スキル

TVアニメーションの映像制作に興味のある方
セルルックの3DCGに興味のある方
パイプライン開発に興味のある方

受講者が得られるであろう知見

・漫画原作を3DCG化するにあたっての解釈・技法・手法の実例
・2D背景美術を用いたCGアニメーションにおけるワークフロー
・大規模な海外外注におけるデータフロー
・海外スタジオとシームレスに連携するためのグローバルパイプライン

セッションの内容

『シドニアの騎士』においてポリゴン・ピクチュアズが挑んだ、新しいデジタルアニメーションへの取り組みをご紹介するメイキングセミナーです。
個々の映像表現手法から大規模なパイプラインを支えるツール群に至るまで、プロダクションの全工程にわたって包括的に解説いたします。
また、『シドニアの騎士』以降ポリゴン・ピクチュアズが取り組んでいる新たな技法・手法、新システムやツールについても少しお話しいたします。

(CEDEC運営委員会より)
株式会社ポリゴン・ピクチュアズが手掛けた『シドニアの騎士』はセルルックの3DCGアニメーションを全面的に取り入れた制作手法が話題となりました。近年日本国内でのセルルックアニメーションの進歩は目覚ましいものがありますが、作品によってイメージづくりのアプローチは多様であり、模索しながら制作されている段階であるといえます。こうした状況を踏まえ、本セッションでは原作を踏まえつつアニメのイメージをどのようにデザインされたか、イメージを実現する上での課題とどのような技術手法で実現したか、また本作品のもう一つのトピックである、海外との協業において日本のアニメのような独自性の強い作品で海外チームとどのようにイメージを共有して制作されているか、その事例を紹介いただきます。  

※本セッションは2コマ開催となります。

講師プロフィール

  • 長崎 高士

    長崎 高士

    株式会社ポリゴン・ピクチュアズ

    制作推進室室長

    CGスーパーバイザー

    映画『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』『ホッタラケの島〜遥と魔法の鏡〜』、TVアニメーション『トロン:ライジング』『シドニアの騎士』など多数の作品にCGスーパーバイザーとして参加。同社の分業化された大規模な制作体制の一翼を担っている。

  • 山森 徹

    山森 徹

    株式会社ポリゴン・ピクチュアズ

    技術部門 執行役員

    テクノロジー部 部長

    CGエンジニアとしてリアルタイムCG、アニメーション、フルCG、VFX、広告など、CG業界の様々な分野でソフトウェア開発 / エンジニアリング / テクニカルディレクションを経験し、2013年より同社の技術部門を統括。

  • 上本雅之

    上本雅之

    株式会社ポリゴン・ピクチュアズ

    制作推進室

    CGスーパーバイザー

    CGスーパーバイザーとしてテレビシリーズを中心に活躍。主な代表作に『トランスフォーマー プライム』『シドニアの騎士』『シドニアの騎士 第九惑星戦役』などがある。

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