第67位

ALL FOR 勇者
三森 翔太

?/スクリプタ
審査員得点合計:3点 一般得点合計:47点 (第22位)

 日本工学院専門学校在籍中のPERACON2014では「、「?ョ、?・スソ・・、、?サタ、・、ヌ?ヘソ・、ゥ」で第67位となっているスクリプタさん。奇しくも全開参加と同じ順位。投稿者コメントは「"勇者だから〇〇しなければならない"という呪いは、勇者にしかわからない。ということで、”勇者とは何か”を知ってもらうために、村人達に魔王討伐をしてもらおうという企画です。勇者の装備をバトンにし、想いを継ぎ、ゴールを目指すハートフルなRPGです。」

【三上 浩司】資料はわかるようにできていますね.このテーマが設定されたときに真っ先に投稿されるであろうと思ったアイデアがこれでした.一番投稿が早かったのは評価します.

【朝日 征治】村人それぞれの本来の個性 + 装備に蓄積された勇者の力によって、様々な勇者像が生まれるのは、面白いと思いました。強い武器が様々な使い手の間をめぐっていったり、様々な普通の人たちの献身の積み重ねで大事が為される…等のバトンタッチ要素もロマンがあって良いと思います。代わりの勇者候補がいくらでもいる状態では「寿命を温存し先に進むのか?それとも命を燃やし次に託すのか?」のジレンマが成立しにくく感じたので、勇者候補の人たちは村人時でも何かしらの唯一無二なメリット(神父な勇者なら村人時はセーブポイント、老婆な勇者ならクエストのトリガー等)が合ったほうが良い気がしました。

【松永 純】シチュエーションが過酷なのに笑えます

【河上 京子】普通

【細山田水紀】ありがち

【下田 賢佑】意味はちゃんとわかるし、悪くないと思うのですが、その悪くないと感じる理由が多分どこかで見たことあるからだと思います。世代交代RPGってのは既にいくつかあるのでそのジャンル選んだ時点でかなり不利だと思います。

【平魯 隆導】バトンタッチ要素自体は、いわゆるローグライクゲームのフォーマットと同一なので、何かしらの目新しさを盛り込む必要があると思いました。特にバトンタッチ部分に一工夫が欲しいところです。

【塩川 洋介】「勇者(主人公)=プレイヤーの分身」となると思いますが、分身が何度も死んで入れ替わっていくことで、没入感が妨げられないか?という心配があります。『俺の屍を超えてゆけ』のように世代交代ではなく、まったく赤の他人を乗り換えていく場合、プレイヤーの心理はどうなるんでしょうね。

【山田 倫之】バトン=継承、のスタンダードな企画案に見えるが、ロマサガ2のスモールケースに感じてしまう…

【徳留 和人】はい。オツカレサマデシタ感が歪めません。

【横山 裕一】アイディアと企画は似ているが異なっている。ゲームとして成り立たせるための実現度や面白さ、そして政策の方向性、それらがアイディア(点)と結びついた時に初めて企画になる。今の状態だとアイディアの羅列に過ぎない

【遠藤 雅伸】凡百のRPGの操作キャラが途中で変わるだけのギミック提案。ギミック自体の新規性もなく、企画としての魅力がない。

【簗瀬 洋平】世代交代というネタは既存作品にいくらでもある。それよりも面白いかひねってあるかどちらか必要。