セッション一覧

ゲームデザイン

招待 ゲームデザイン   タイムシフト配信:あり

今後のゲームデザインに必須な『sense of ○○』とは何か?

日時 : 9月1日(金) 14:50〜15:50
形式 : パネルディスカッション
難易度 : 中辛(この分野の初心者へ)
写真撮影 :
SNS公開 :
資料公開 : 後日CEDiLにて公開予定です
受講スキル
新しい体験を作り出すためのゲームデザインへの興味
受講者が
得られるで
あろう知見
人がもつ多様な「○○感」に関する知見と,そのゲームデザインへの応用へのヒント

セッションの内容
ゲームデザインを進める上で、最近よくキーワードに出る「没入感(sense of immersion)」「存在感(sense of presence)」「身体所有感(sense of body ownership)」「行為主体感(sense of agency)」といった「~~感」。VRやアンドロイドを活用してこれらの感覚がどのように生じるか、どのような効果を生むか、さらにはそれをどのように活用できるかを研究する研究者とゲームデザイナー/ゲーム研究者が、今後のゲームデザインに必須なこれらの『sense of ○○』についてお話します。

講演者プロフィール

遠藤 雅伸

遠藤 雅伸
東京工芸大学
芸術学部ゲーム学科
教授
経歴:
1959年生まれ、ゲーム教育者/研究者/作家。
■過去のCEDEC講演■
2002「携帯アプリとゲームデザインについて」
2006「モバイルゲームのゲームデザイン'06」
2008「10年前のモバイルゲーム、10年後のモバイルゲーム」
2010「ライトゲームなう」
2011「金田伊功氏がゲームに残した物」「奇跡の1枚はこれだ」
2012「宴会コミュニケーションツールを作ってみた」
2013「もう一度プレイさせるゲームシステム」「ナラティブはここにある!」
2014「七並べで学ぶゲームAIの働き」
2015「ラピッドプランニング演習」「ゲームにおける既視感」
2016「アナログゲームが熱いって本当?」
著書に「遠藤雅伸のゲームデザイン講義実況中継」
《講演者からのメッセージ》

日本のゲームデザインは、日本独自の文化を基に世界でも最も先鋭的なトライが数多く行われています。
今後のゲームデザインで意識しなければいけない注目の概念をいち早く取り入れて、新規性の高いゲーム作りに役立ててください。

鳴海 拓志

鳴海 拓志
東京大学
大学院情報理工学系研究科
講師
経歴:
2006年東京大学工学部システム創成学科卒業.2008年同大学大学院学際情報学府修了.2011年同大学院工学系研究科博士課程修了.2011年同大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻助教.2011年より講師,現在に至る.VR,クロスモーダルインタフェースに関する研究に従事.博士(工学).
CEDEC2013では「錯覚を利用した新しい体験のデザイン ~感覚、リアリティ、行動を変える技術~」,CEDEC2014では「クロスモーダルを利用した感情のデザイン 〜高次の心の動きを作るための工学的手法〜」,CEDEC2016では「視覚だけじゃない これからのVRシステム」と題し講演.またCEDECセッションワーキンググループ委員,PERACON審査委員を務める.
《講演者からのメッセージ》

人間の仕組みを理解することは,それを利用して面白いゲームを作ることに繋がります.存在感(sense of presence),身体所有感(sense of body ownership),行為主体感(sense of agency)など,人間が世界と自分を理解するための「○○感」に関して,それらの仕組みを解明する認知科学研究や,それを活用して面白い体験を作り出す工学研究の知見について紹介します.

小川浩平

小川浩平
大阪大学
大学院基礎工学研究科
特任講師
経歴:
2010 年公立はこだて未来大学システム情報科学研究科博士 課程(後期) 修了.システム情報科学博士.その後,ATR 知能ロボティクス研究所を経て,2013 年 大阪大学基礎工 学研究科及びコミュニケーションデザイン・センター助教, 2017 年より大阪大学基礎工学研究科特任講師.専門は, ヒューマンロボットインタラクション,ヒューマンエージェ ントインタラクション.
《講演者からのメッセージ》

近年ロボットが我々の日常生活に、入り込みつつあります。良くも悪くも、この流れは止まることはなく、ますます進歩していくことが予想されます。そういった時代において、我々はどの様にロボットと付き合っていけばよいでしょうか?本講演では、私がこれまで取り組んできた人と関わるロボット研究についての紹介をしていただくとともに、新しい時代の人とロボット,さらには研究から明らかになりつつある人の対話そのものについて参加された皆さんと一緒に議論したいと思います.

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