ハシラスが考えるこれからのVR


講演形式
ショートセッション
講演時間
08月22日(水) 16:30 〜 16:55
資料公開
予定あり
受講スキル

VR・Unityの一般的な知識

得られる知見

・コンシューマーとアーケードにおけるVRの発展の知識

・過去から現在へのトレンドの移り変わりから予想される未来

・その未来において必要とされる技術

セッションの内容

施設型VRのトップランナーである株式会社ハシラスから、代表・CTOの2名による講演です。

コンシューマーVRとアーケードVRは相互に関係しながら、それぞれに異なる進化を続けています。VRデバイスの変遷とともに表現の可能性はダイナミックに変化し、その傾向を知ることで未来を予想します。このセッションではVRの未来予想から、近い将来に必要とされる技術は何になるかをご紹介します。

講演者プロフィール

安藤 晃弘

株式会社ハシラス

代表取締役社長

<講演者プロフィール>

江戸古典奇術師(手妻師)としてプロマジシャン業を営みながら、動画投稿サイト・配信等のコンテンツ制作に関わり、2014年からVRによる体感アトラクションの制作を手がける。
2015年に株式会社ハシラスを設立、2017年に一般社団法人ロケーションベースVR協会を設立し、両団体の代表を務める。体感設計・体験設計のプロフェッショナルとして、他に例の無いユニークな没入体験を次々に考え出し、作例は40種類を越え、10社以上の異なる施設にVRアトラクションを納めている。

<受講者へのメッセージ>

施設型VRのことを「ロケーションベースVR」と言い、コンシューマーとは異なる進化をしています。かつては大型筐体が流行していましたが、今はマルチプレーフリーローム、やがてそのハイブリッドが注目を浴びてくるでしょう。映画やアニメに出てくるような超没入体験を先に実現するのはコンシューマーでは無く、特殊なハードウェアを自由に使えるロケーションベースになります。
未来にはこんな遊びが当たり前になるんだ!という可能性を今、お届けします。お楽しみに。
古林 克臣

株式会社ハシラス

CTO

<講演者プロフィール>

Unityエンジニア。2013年6月にOculus Rift DK1を入手して、「フレームシンセシス」という活動名で多数のVR作品を自主制作し、OcuFes(現Japan VR Fest)等のイベントにて個人出展を行う。2015年より商業VRコンテンツの制作に携わるようになり、2016年7月に株式会社ハシラスに参加、現職。代表作はアドアーズ渋谷店・VR PARK TOKYO「ソロモン・カーペット」等。著書に「VRコンテンツ開発ガイド 2017」(共著)。

<受講者へのメッセージ>

ロケーションベースVRに関わっている立場から、現在、そしてこれからのVR開発にハシラスが必要と考えている技術、特に一般的にイメージされていることとは異なるポイントについて解説させていただきます。