プロシージャルオーディオのゲーム効果音への活用


講演形式
レギュラーセッション
講演時間
09月06日(金) 11:20 〜 12:20
資料公開
予定あり
受講スキル

参加者には、ゲーム開発における効果音実装についての基本的な知識を持っていることが望まれます。サウンド合成の基本的な知識もあると良いですが、必須ではありません。

得られる知見

参加者はゲーム向けのプロシージャルオーディオの現状について学び、それが自らのプロジェクトに役立つかどうかを判断できます。 セッションを通じ、自分たちのプロシージャルオーディオモデルをどこから作り始めるのか、またよくありがちな問題をどのように回避したらよいのか、等を学べます。

セッションの内容

このセッションでは、ゲーム開発にむけたプロシージャルオーディオ(効果音のリアルタイム合成)について説明します。

まずプロシージャルオーディオを定義し、その利点(より多くのバリエーション、より高いインタラクティビティ、より少ないメモリフットプリント)及び課題(CPUコスト、モデル不足、アセット管理の難しさ)について例を挙げながら説明します。 また、プロシージャルオーディオモデルの設計の仕方を紹介し、ごく一般的な問題に対する解決方法を提案します。 サウンドデザイナー、オーディオディレクター、オーディオプログラマー、そしてプロシージャルオーディオでゲームを進化させられるかどうかを検討しているプロデューサー等に向けたセッションです。

ニコラス フールネル

Tsugi合同会社

代表社員

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<講演者プロフィール>

これまで30年に渡って、ゲーム業界向けオーディオツールとエンジンの開発経験を持つ。(Factor5、Konami、EA、SCE)2011年、日本でゲームオーディオツールの開発に特化したTsugi合同会社を立ち上げ、世界中のゲームスタジオに、サウンドに関する研究開発サービスを提供。
GDC、Develop、AESといった国際カンファレンスでの講演実績も多数あり。DSP技術、プロシージャルオーディオ生成に関する特許も複数保有する。

<受講者へのメッセージ>


プロシージャル技術は、ゲームのレベルデザインやグラフィック分野では既に使われていますが、オーディオ分野でも広く活用していける技術です。プロシージャルオーディオをご自身のプロジェクトでどのように活用できるか、一緒に探っていきましょう!
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