TOKYO GAME SHOW 2004
TGSフォーラム2004 『開発者セッション“CEDECプレミアム”』
新世代ゲームにもとめられるゲームデザイン
東京ゲームショウ2004の会期初日、9月24日(金)ビジネスデイに実施する「TGSフォーラム」では、CESAが主催する日本最大のゲーム開発者向けセミナーCEDECと連動した「開発者セッション“CEDEC プレミアム”」を開催します。同セッションでは、国際ゲーム開発者NPOであるIGDAの協力のもと、「新世代ゲームにもとめられるゲームデザイン」をテーマに、Valve社の創業メンバーで、「Half-Life2」のチーフプロダクトデザイナーであるGreg Coomer氏と、「バイオハザード4」のプロデューサー、カプコン・小林 裕幸氏による講演を行います。また、上記講演者によるパネルディスカッションをIGDA日本の中村 彰憲氏をモデレーターとして実施し、3Dレンダリング技術が加速的に発展する中で、ゲームにおけるストーリーテリングがどのように変化していくのかを明らかにしていきます。
CEDEC受講者の方は、特別料金5,000円(通常:前売り8,000円)で受講可能です。 この機会をお聞き逃しなく!!

開催日
2004年9月24日(金) 時間:15:10〜17:10
会場
千葉・幕張メッセ国際会議場 コンベンションホール
受講料
CEDEC受講者特別料金5,000円
(通常:前売り8,000円・当日10,000円)
申込特典
お申し込みいただいた方には、東京ゲームショウ・ビジネスデイ(9月24日)に展示会場へ入場できる「ビジネス招待券」をご提供
※特別受講枠に限りがございますのでお早めにお申し込みください。
※一般申込は7月20日よりhttp://tgs.cesa.or.jp/で受付開始予定。

AGENDA
15:10〜15:15
【セッション紹介】
IGDA プログラムディレクター Jason Della Rocca氏
15:15〜16:00
【講演】
「Half-Life2とSteamに見る次世代ゲーム開発技術と流通」
Valve社 チーフプロダクトデザイナー Greg Coomer氏
16:00〜16:30
【講演】
「バイオハザード4」〜シリーズ・フルモデルチェンジへの挑戦〜
カプコン 「バイオハザード4」プロデューサー 小林 裕幸氏
16:30〜17:10
【パネルディスカッション】
「ゲームにおけるインタラクティブストーリーテリングのゆくえ」
パネリスト:Greg Coomer氏、小林 裕幸氏
モデレーター:IGDA日本 中村 彰憲氏(立命館大学 助教授)
※講演内容、講演者などは、都合により予告なく変更になる場合があります。予めご了承ください。

プログラム企画協力:IGDA(International Game Developers Association)

IGDA(International Game Developers Association、国際ゲーム開発者協会)は、ゲーム開発者を対象とした国際NPOです。ゲームとゲーム産業を発展させることと、ゲーム開発者のコミュニティを作り、お互いに刺激し合うことで技術的なスキルを上げられる場を作ることを目的としています。現在、全世界80カ所の地域・都市に支部を持ち、約4000名のメンバーが活動するまでに発展してきています。

講師プロフィール

Greg Coomer氏
Greg Coomer氏ニンテンドウアメリカに勤務後、フリーのプロダクトデザイナーとして独立。コンピュータソフトのインターフェイス開発等に携わる。Valve社入社前まで、マイクロソフトにおいて数多くの商品デザインを手がけていた。Valve創業メンバーの一人として、Valveという社名を起案。現在はHalf-Life2と新世代のオンラインコンテンツ流通システムといわれるSteamのチーフプロダクトデザイナーを務める。
本講演では、Half-Life2の開発用エンジンとツールについて、デモを交えて解説するとともに、Steamが提案する次世代のゲーム流通モデルについて語ります。


小林 裕幸氏
小林 裕幸氏1995年カプコンに入社後、「バイオハザード」、「DINO CRISIS」に参加。1999年10月より第四開発部プロデューサーとして「Devil May Cry」等の作品に関わる。
代表作に『バイオハザード』シリーズ、『DINO CRISIS』シリーズ、『Devil May Cry』等がある。
本講演では、「バイオハザード4」で、シリーズのフルモデルチェンジに至った理由とともに、ゲーム制作の流れや、開発体制などについて語ります。


パネルディスカッションのテーマ
	ゲームにおけるインタラクティブストーリーテリングのゆくえ

リアルタイム3Dレンダリング技術はゲームにおけるストーリーの表現方法において、表象的な手法からよりシネマティックな手法への転換を可能にした。このパネルディスカションでは、『リアルな仮想世界』をより緻密に表現する技術が加速的に発展する中で、ゲームにおけるストーリーテリングがどのように変化していくのかを探っていきます。

【モデレータープロフィール】
中村 彰憲氏
1969年長野県生まれ。学術博士、名古屋大学国際開発研究科、早稲田大学アジア太平洋研究センター助手を経て、現在、立命館大学政策科学部助教授。
翻訳・監修として2003年中国ゲーム市場リポート(エンターブレイン)、単著として、「2003年中華圏ゲーム産業リポート」(2004年テレビゲーム産業白書、2004.4 メディアクリエイト総研 編)、Functions of Corporate Values in Cross-Cultural Business Management Cases of Japanese Production Subsidiaries in the People's Republic of China 博士論文:名古屋大学 2003.他多数。


東京ゲームショウ2004開催概要
会期
9月24日(金)ビジネスデイ
9月25日(土)・26日(日)一般公開
開場
10:00〜17:00
会場
幕張メッセ
入場料
当日売・1,200円 前売・1,000円(小学生以下は無料)
主催
社団法人コンピュータエンターテインメント協会
共催
日経BP社
後援
経済産業省
特別協賛
株式会社NTTドコモ
※9月24日(金)は、ビジネス招待券をお持ちの方、報道関係者に入場を限定したビジネスデイになります。

申込方法

◎お申込みはCEDEC 2004の受講申込みと同時に、お申込みいただく方式になっております。
◎受講料はCEDEC 2004の受講料金と一括してお支払いただきます。
◎チケットはCEDEC 2004の受講証とは別発送となります。



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