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パネル:日本をゲームアーカイブ活動先進国とするために R10
IGDAアカデミック 8/29(月)16:30-18:00
セッション概要
受講スキル
特になし 

内容
Nintendo Entertainment System(海外版ファミコン)の米国上陸以来、日本コンテンツ産業の国際的競争力向上の原動力となったに日本のテレビゲーム産業。だが、その功績に相反しそれらの歴史を正確に伝える資料はあまりにも少ない。このパネルでは、産学公を代表する有識者が、日本におけるゲームアーカイブの現状と課題、そして未来への展望を示す。
講師プロフィール
細井 浩一
立命館大学 細井 浩一 教授(モデレーター)

【略歴】
1994年、立命館大学政策科学部助教授。1998年、産官学でテレビゲームの保存と活用をめざす「ゲームアーカイブ・プロジェクト(GAP)」代表。2001年、政策科学部教授、立命館大学アート・リサーチセンター副センター長。2002年、文部科学省21世紀COEプログラム「京都アート・エンタテインメント創成研究」メンバー。専門は経営学、コンテンツ産業論。

【最近の業績】
"Possibility and Prospect of Online Game in Asia" , GAMING, SIMULATIONS AND SOCIETY: RESEARCH SCOPE AND PERSPECTIVE, Shiratori, R.; Arai, K.; Kato, F. (Eds.), 2004.
「デジタルコンテンツ産業の構造と政策的課題」(単著,『企業経営変革の新世紀』同文舘所収、2002年)

馬場 章
東京大学 馬場 章 教授

東京大学大学院情報学環教授
東大ゲーム研究プロジェクト共同代表
1958年生まれ。東京大学大学院情報学環教授。専攻は日本近世経済史、歴史情報論、アーカイブサイエンス。文化財のデジタルアーカイブ制作のための理論と方法を研究。近年は学習支援ゲームの開発を通じ、新たなエデュテインメント概念としてゲームのプレジャビリティを提唱している。また、2004年度よりコンテンツ分野におけるプロデューサー育成を目指す「コンテンツ創造科学産学連携教育プログラム」に参画、2005年度からはオンラインゲームの教育的効果に関して韓国の研究者と共同研究を開始するなど、常に国内外から大きな注目を集めている。

上村 雅之
立命館大学 上村 雅之 教授

任天堂を経て04年より立命館大学教授。千葉工業大学卒、早川電機工業(株)(現シャープ株式会社)、任天堂株式会社を経て、04年立命館大学先端総合学術研究科教授に就任。任天堂株式会社アドバイザー。東京工芸大学芸術学部非常勤講師。

平成6年11月:「論説ファミコン・メディアの道のり」『情報通信学会誌』第12巻第3号通巻45号,財団法人情報通信学会
平成元年8月:「映像遊びの今昔」『高齢社会における機械技術』,社団法人日本機械学会
昭和63年1月:「ファミリーコンピュータは医用ネットワークの端末となるか」『月刊BME』第2巻第1号,秀潤社
開発暦:レーザークレイシステム、カラーテレビゲームシリーズ、ファミリーコンピュータ、スーパーファミリーコンピュータ等多数

竹鼻 和夫
国立国会図書館 関西館事業部 電子図書館課 竹鼻 和夫

【略歴】
1991年 日本科学技術情報センター(現:独立行政法人科学技術振興機構)入所
2005年 国立国会図書館入館、現職