第19位・島田賞

「あげろ心拍数」小澤 良太

審査員得点:9点 一般投票:10票

 同姓同名でテレビ北海道にアナウンサー、東京工芸大学の卒業生が見つかりましたが、どんな方かはわかりません。ペラはゲームとしてのルールを簡潔にまとめたもの。

審査員のコメント

【島田 卓也】
んっ?この方向の先に何かあるかも、と思わせた。

【末弘 秀孝】
わかりやすい。ソーシャルな関係の中で楽しめそう。コンパにも使えるかもしれない。ただ、商品化する場合は、「投稿はオリジナル画像に限ります。」など、二次利用問題への課題をクリアしないと駄目だけど。
それでも、こう言う企画には、取り組んでみる価値はあるんじゃないかなと感じます。

【杏野はるな】
私の好きな横井軍平さんの「ラブテスター」を思い出したから「いいね!」を押しました。そんなネタ、時代を思い出すような作品。

【菅原 隆行】
主旨が分かりやすく、相性診断風な企画が多い中で、心拍数に着目したところが面白いです。

【簗瀬 洋平】
目の付け所は面白いのだけど、男女でする必然性が感じられない。

【三宅 俊輔】
顔に出さない興味が本当に心拍数で計測可能ならば、飲み会の場なので利用できそう。

【石畑 義文】
ネタを考える人の能力頼みになってしまうところが惜しいです。

【平魯 隆導】
非常にシンプルな書類で、目にスッと飛び込んで来ます。しっかりと読み手のことを意識して描かれた気持ちのいい企画書だと思いました。現状では最終的に「心拍数を上げさせた方の勝利」と記載されて終わっていますが、ここにプレイモチベーションを高める「プレイ後のギミック」が何か乗ると、企画内容全体がもっと魅力的に映ると思います。内容的に合コン/パーティーアプリだと思いますので、やはりそういった「盛り上がり所」におけるアイデアの積み重ねは欲しいトコロですね。

【石川 将光】
ネタを見る2人は、システム側がランダムにマッチングするのでしょうか?あらかじめ登録しておいたカップルでしょうか?画像を見た人の心拍数を上げるのが目的だとすると、ビックリさせるような怖い画像がたくさん貼られてしまいそうですが、そのあたりは対策するのか、そもそもそういうサービスだということにするんでしょうか。企画意図は伝わりますが、練り込みが足りないように思われます。

【木村 貴信】
ゲームに参加しない審査役が2人必要という部分に違和感がある。心拍数を取るには装置が必要になるので必然的にアーケードゲームを想起するが、3人いないと遊べない所に無理がある。どんなネタを用意すればいいのか。 プレイ状況をイメージし辛かった。 具体的なネタ、状況を示せると良いと思う。