第79位

「Connect」松田 耕育

審査員得点:2点 一般投票:21票

 ヘッドロックのプランナーさんらしい。ペラは一番最初に応募されたもので、ボタンを押すという行為をポイントに変える作品。

審査員のコメント

【石川 将光】
見えない誰かを想いそっとボタンを押すという体験は面白いなと感じました。「無視される」や「猛アピール」といった行動があるということは、特定の誰かに向かってボタンを押すような仕組みのようですが、そうではなくて、世界中の誰かその瞬間にボタンを押した人たちがよりすぐられていき、どれだけ多くの人とより長く相思相愛でいられるか、といったような仕組みでも面白そうです。

【平魯 隆導】
ふとした瞬間にプレイするというのは、ゆる〜く、末永〜く楽しめそうで面白いと思いました。ただ、最終的なゲームのゴールを「ポイント変換→ランキング上位を目指す」というパッケージングにした場合、2名でタイミング(開始時刻と終了時刻)を申し合わせて連打することで容易にハイスコアを獲得できてしまうのが難点ですね…。あるいは二人羽織プレイ(=一人で2台の端末を同時に操作)した場合とか…。ゲームの目的を「スコアアタック」から別ベクトルに変えることでそれらの問題が解消され、また、この企画の独自性がもっともっと強まるのではないかと思います。アイデアをさらに積み重ねると、もっと良くなる企画だと思いました。

【末弘 秀孝】
面白い企画だと思いますが、リアルに持ち込むと、女がボタンを押して、男が押さない状況は最悪だと思います。なので、男は結局常時ボタンを押し続けなければ成らず、つらいことに。出会いの切っ掛けになるような落とし込みが出来れば良かったかと。

【石畑 義文】
合コンに使えそうなゲームです。このポイントを使って何かのアピールができるとツールとして活用できそうです。

【簗瀬 洋平】
SNSなど様々なコミュニケーション手段がある中、わざわざこのアプリを使わせるにはけっこう頭をひねる必要があります。

【菅原 隆行】
内容はシンプルで分かりやすいです。もう少しヒネリがあるといいなあ…

【木村 貴信】
企画書は見やすくて良い。しかしどうすればこれが成り立つのかが分からずシステム的に難あり。MMO等で不意に相手と意思疎通出来る感覚というのはあるけど、その部分だけ抽出してしまったように見える。

【安本 匡佑】
最初のマッチングの部分はどうするのだろうか?