第91位

「太陽 翔ける 月は笑う 〜育ててくれてありがとう〜」田中 友世

審査員得点:0点 一般投票:7票

 神奈川工科大学情報メディア科の学部生さんらしく、昨年のペラコンでは「ぱし彦のぼうけん」というダジャレタイトル作で52位となっている。 今年のペラも文字情報のみで表現した子(神)育てシミュレーションの提案。

審査員のコメント

【末弘 秀孝】
企画としてはファンタジーで面白そうな印象ですが、男女同時の同時部分がプレイ体験として、どうしても弱く感じました。デコレーションや世界観、ゲームフローは整っているので、もう一捻りがんばってください。

【石畑 義文】
育てるゲームとしては、神様ならではの要素が少ない点が惜しいです。もししっかりしたシナリオを用意できるならば、泣きゲーとして活かせるかも。

【山口 隆広】
神様とトラブルにギャップが!

【平魯 隆導】
「神様に育て上げる」という設定は面白いと思います。…ですが、テキストのみの企画書だと読み手によってイメージするものが異なりますので、どういう遊びなのか?どういう点が面白いのか?がうまく伝わらない可能性が高いですね…。受け手側に判断を委ねるというのは、企画者側としては真っ先に回避すべき状況であります。アタマではなく眼で魅せるのは、「企画書を楽しそうに見せる」ということ以上に「受け手全てを同じ方向を向かせる」というコトこそが真髄かと思います。

【菅原 隆行】
内容がよく分からないので、一枚のペラとしての伝達・表現力が弱いかなと思います。

【石川 将光】
同時に同じように育てながらもそれぞれに個性はある、という最後の部分がとても重要な気がするのですが、その部分の説明が足りず、最終的に何を基準に判断してその結果どうなるのかがわかりませんでした。

【木村 貴信】
タイムスパンの短いアクション性が高いゲームなら面白くなる予感がするが、僕の想像。もう少し具体的なプレイスタイルを提示して欲しい。

【安本 匡佑】
最後がどちらか一方しか神様になれないというのは、それまでの苦労?を考えると少し残念。双子の神様にするのがゴールの方が全体としてのコンセプトが共通になって良いのではないだろうか