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ハイパフォーマンスコンピューティングとゲームの”深い関係”

9月2日(水)11:20〜12:20

セッション概要

受講レベル初級
受講スキル並列のハードウエアやプログラミングの知識があれば望ましいですが、必ずしも必要ではありません。
受講者が得られるであろう知見並列プログラミング技術の概要、およびHPCから見た高性能ゲームテクノロジのトレンドをお話します。
セッション内容現在、超ハイエンドの世界最速のスーパーコンピュータは1ペタフロップス(一秒間に、1千兆回の浮動小数点演算)の性能に達しています。実は、そこで用いられているプロセッサはPS3に使われているCellであるのは有名な話ですが、いまのHPCのトレンドは、GPUなどのゲームと関係の深い先端のテクノロジを使いこなすかが重要になってきています。一方、通常のPCにおいてもマルチコアあるいはマルチプロセッサになり、その性能を生かすためには、これまでHPCで行われてきた並列プログラミングが重要になってきています。このように関係の深い、2つのカテゴリの技術の関係に着目し、並列処理、並列プログラミング技術の概要、これからの技術のトレンドについて概観します。

講師プロフィール

佐藤 三久筑波大学 教授
計算科学研究センター
センター長

1982年東京大学理学部情報科学科卒業。
通産省電子技術総合研究所、新情報処理開発機構をへて、2001年より、筑波大学 システム情報工学研究科 教授。
2007年より、同大学計算科学研究センターセンタ長。理学博士。
並列処理アーキテクチャ、言語およびコンパイラ、計算機性能評価技術、グリッドコンピューティング、低電力・省電力計算技術、等の研究に従事。


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