エンジニアリング

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公募 ENG  

EmscriptenやWebAssemblyを使ったWebゲーム開発

日時 : 8月24日(水) 14:50~15:50
会場 : R502
形式 : レギュラーセッション
プラットフォーム : PC モバイル
難易度 : 中辛(この分野の初心者へ)
写真撮影 :
SNS公開 :
資料公開 : なし
受講スキル
HTML5の基礎知識
最低限のJavaScriptの知識
受講者が
得られるで
あろう知見
WebブラウザでCやC++などのバイナリコードが実行される時の技術の仕組み。
Emscriptenやasm.js、WebAssemblyの概要。

セッションの内容
近年はスマートフォンアプリが流行っているのであまり注目されておりませんが、ここ数年でブラウザの性能は大きく向上しました。UnityなどのゲームエンジンではWeb出力への対応も始めており、ブラウザの中で表現出来る可能性は現在進行形で大きく広がっています。

このセッションでは、そういったゲームエンジンの裏側で使われている技術に焦点を当ててご紹介します。本来JavaScriptしか動かない(と思われている)ブラウザの中で、どのようにCやC++のプログラムが動いているのか、といったEmscriptenやasm.jsの基本的な解説から、言語機能はどの程度サポートされているのか、パフォーマンスはどの程度か、といった実際のゲーム制作で重要になるポイントについても詳しくご紹介します。

また、複数のブラウザサポートが見込まれている新技術WebAssemblyのご紹介や、これからのブラウザ機能がどのように発展していくのか、ブラウザゲームが普及した場合にどのような未来になるのか、といった将来の展望についても軽くご案内します。

講演者プロフィール

紀平 拓男

紀平 拓男
Tombo Inc.
CEO
2001年にJavaScriptに最初に触れた際に、ブラウザさえあればURLにアクセスするだけでインストールしなくてもプログラムが動くことに大変魅力を感じ、以来JavaScriptを専門にしています。自身が設立した会社にてHTML5によるFlash Player「ExGame」を作成し、それがDeNAに高く評価されたことがきっかけで2011年7月にDeNAに参加し、2014年6月に退職するまでの3年間、HTML5総括という立場で活動しておりました。
起業家(シリアルアントレプレナー)でもあり、過去に3つ会社を設立しています。現在はサンフランシスコにて自身の会社のCEOとして活動しております。
《講演者からのメッセージ》

今回のセッションでは、Webブラウザ上でCやC++のコードが動く仕組みをご紹介したいと思います。今回ご紹介する技術を使うことにより、過去の資産をそのままWebに持ってこられる可能性があるのみならず、既存のリソースを用いて新しいWebアプリを開発することが出来る可能性まで広がります。これからのブラウザゲーム開発に興味のある方に、きっと有益なお話をご提供出来るかと思います。

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