インタラクティブセッション

ソニーの先端技術応用の取り組みご紹介

講演形式
インタラクティブセッション
講演時間
08月26日(木) 14:50 〜 15:50
講演ルーム
第10会場
資料公開
予定なし
受講スキル

Unityなどゲームエンジンの基礎知識/3DCG/VR/ARなどの基本知識(→出展テーマ①)

サウンド制作/立体音響に関する知識(→出展テーマ②)

リアルな街や施設に、新しい音のエンターテイメントを導入してみたい方(→出展テーマ③)

得られる知見

本講演を通して以下の様な知見を得て頂くことができます。

・空間再現ディスプレイによる新しいエンタメ表現の可能性

・立体空間でのインタラクティブ体験の提案手法

・サウンド制作/立体音響技術

・音のARを活用した新しいエンターテイメントの作り方と、その制作ツール(Locatone Studio)について

セッションの内容

ソニーより、以下の4つの最先端の技術を応用した取り組みについてご紹介させて頂きます。

出展テーマ1:空間再現ディスプレイ『ELF-SR1』がもたらす新しい空間映像体験

概要:昨年ソニーより発売された「空間再現ディスプレイ(Spatial Reality Display)」を活用した新しいエンターテイメント表現の可能性を提案します。PC PlatformにおけるVRコンテンツやゲームの移植事例、空間再現ディスプレイならではの非接触型UIなどを活用したインタラクティブな新体験アプリの事例を紹介し、未来のエンターテイメントの可能性を探るきっかけをつかんでいただければ幸いです。

出展テーマ2: リモート音声制作を可能にした 360 Virtual Mixing Environment

概要: ヘッドホンだけで音声制作用スタジオの音響環境を精度高く再現する技術が、リモート環境下における制作ツールとして映画やTVサウンド制作で活用されています。本セッションではその技術内容や事例を紹介します。

出展テーマ3: “地球丸ごとテーマパーク”を実現する新しい音のAR

概要: ソニーが取り組む音のAR 「Sound AR(R)」これを活用したサービスLocatoneの紹介を行います。なんでもない街をテーマパークのようにする事例や、テーマパークのアトラクションの一つとして使う事例など、音による新しいエンターテイメントをご紹介。さらに誰でもLocatoneツアーが作れる Locatone Studioを公開し、テスターも募集させていただきます。

出展テーマ4:PC向けグラフィックスボードを用いた分散レイトレーシングとマテリアル推定による次世代リアルタイムグラフィックスへの挑戦

概要: 将来、来るであろうリアルタイムでアンバイアスなレイトレーシングを研究するため多数の

GPUを用いた分散演算環境を実現しました。加えて、AIを用いた物質推定技術で認識したオブジェ

クトの質感をリアルタイムに仮想空間に反映します。

太田 佳之

ソニー株式会社

ホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ事業本 TV事業部 商品企画部

XRビジネスプロデューサー

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<講演者プロフィール>

ソニーの液晶テレビ「ブラビア」のUX企画としてAndroid TV化の推進と様々な社内サービス開発に従事。現在は「空間再現ディスプレイ(SRD)」の商品企画&ビジネスデベロップメントとして各社パートナーの皆様と新規サービスを開発している
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沖本 越

ソニーグループ株式会社

R&Dセンター Tokyo Laboratory 20

統括課長

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<講演者プロフィール>

ソニー入社以来、立体音響の研究開発に従事。立体的な音を再現するヘッドホンやスピーカーの製品開発にも携わる。近年はソニー・ピクチャーズ エンタテインメントとの協業のもと、映画サウンド制作用スタジオの音響を精度高くヘッドホンで再現する技術開発に従事。
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安彦 剛志

ソニー株式会社

ホームエンタテイメント&サウンドプロダクツ事業本部 V&S事業開発部 サービス企画課

プロデューサー

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<講演者プロフィール>

ソニー株式会社 ホームエンタテイメント&サウンドプロダクツ事業本部 Locatone担当。ソニー株式会社に入社後、VAIOのハードウェアエンジニアとして数多くのPCを世に送り出す。その後、ブルーレイディスク(BD)立ち上げ代表の一人として活躍。ブルーレイディスクの認知度向上施策「あなたの力でBD禍プロジェクト」で多くの作品をクラウドファンディングでBD-BOX化した。2013年に聖地巡礼を楽しむサービス「舞台めぐり」を立ち上げ、大洗や沼津など140の地域の集客をサポート。現在はその知見を活かし、音のARサービス「Locatone」を運営
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袴谷 忠靖

株式会社ソニー・インタラクティブエンターテインメント

Future Technology Group 東京部門 Advanced Technology Research 部 2課

課長

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<受講者へのメッセージ>

実写的表現手法としてRay Trace技術に注目している。
そのために、Path Trace法を用いた独自の描画エンジンの実装を行った。必要とされる莫大
な演算量を賄うために、何台ものGPUが連携して動く分散描画環境を構築した。AIを用いた
物質推定技術と絡めて、リアルな仮想空間をリアルタイムに生成します。
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