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囲碁AI講座

コンピューターによる囲碁AI研究の歴史は古く、遡ると1960年代初頭にまで至ります。 この長い歴史の中で、日本のみならず世界中の研究者が、AIの題材として囲碁というゲームを採り上げてきました。

今回、日本における囲碁AI研究をリードする存在のひとつ、電気通信大学 村松研究室のご協力を得て、最新の囲碁AIにおける技術をご紹介いたします。 CEDEC CHALLANGE「超早碁九路盤AI対決」ご参加の方はもちろん、囲碁AIにご興味をお持ちの方の参考になれば幸いです。

「モンテカルロ碁」下川和也

2006年、Crazy Stoneがコンピュータオリンピアード9路盤で優勝して以来、最近の囲碁AIにおいて多く使われている手法である「モンテカルロ法」についての説明です。 このスライドと動画では、「モンテカルロ法」の基本的な考え方、特徴、動作原理について説明されています。

資料  ※ファイルはOffice 2007以降のバージョンでご覧ください(pptx形式)

動画 (ニコニコ動画「CEDECチャンネル」)

「囲碁AIのデータ構造」 眞鍋和子

囲碁AIを開発する際に難しい点のひとつが「盤面」の認識と評価です。 これをうまく行うには、うまく設計されたデータ構造の理解と活用が不可欠です。 このスライドと動画では、長年の囲碁AI研究の中で培われてきた、囲碁AIのためのデータ構造について説明されています。

資料  (ppt形式)

動画 (ニコニコ動画「CEDECチャンネル」)

「コンピュータ囲碁の終局」 島田潤

囲碁における「終局」は簡単な概念ではありません。 人間であっても、初級者のうちは、いつ終わったのかすらわからないことが多いのが囲碁というゲームです。 ましてや、機械にこれをやらせるのは簡単なことではありません。 このスライドでは、囲碁における「終局」について説明されています。

資料  ※ファイルはOffice 2007以降のバージョンでご覧ください(pptx形式)

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