第38位

暗闇の脱獄トリオ
知久 温

トイロジック/プランナー
審査員得点合計:6点 一般得点合計:2点 (第110位)

 一橋大学在学時のPERACON2014では「デュアル・ビジョン」で高評価を得ながらも、シートに記名するレギュレーション違反で失格した苦いPERACONデビューの、株式会社トイロジックのプランナーさん。PERACON2015はカプコンに入ってプロプランナーとなり「ジップライダー」で第5位とベストテン入り、しかしPERACON2016は「エンゲージエンジェル」で第54位と低迷。今年はトイロジックに移籍して、多くの同僚と共に参加してきた。
 投稿者コメントは「できあがってみれば思ったより直球な「バトンタッチ」になったような気もしますが…、「なぜバトンが1本なのか」「なぜバトンをパスする必要があるのか」の2点を、納得のいく形でメカニクスに落とし込むのに苦労しました。」

【三上 浩司】良くまとまっていると思います.バトンタッチしなければいけないシチュエーションをちゃんとできていると思います.

【山口 誠】キャラ切り替えはベーシックなルールながら、暗闇という視界制限が特徴で面白そう。一点、かがり火があるなら、たいまつ作れちゃうのでは?という疑問はあるので、普通に壁についた蜀台とかであってほしかった。

【朝日 征治】「囚人は格子越しに移動できないけど、明かりのパスだけは出来る」ルールのおかげで、パズルが奥深くなりそうな予感を感じました。暗闇の脱獄というシチュエーションが、うまくゲーム性に落とし込まれている、良い企画だと思いました。

【岩谷 徹】松明手渡し、明暗などゲーム要素は良いのですが、どうやって脱獄すのかな?

【石川 淳一】

【南治 一徳】

【山田 倫之】なにをもって「間違える」かがわからない。お邪魔ギミックなどは??

【下田 賢佑】うーん、ゲームデザインの視点はあると思うんですけど、結局これ投げるうまさを極めるゲームになっちゃうかなと。

【横山 裕一】アイディアだけでは企画にはなりません。アイディアを繋げ、面白さという方向を見い出せなければそれは着想をそのまま記載したメモです

【簗瀬 洋平】囚人なのに監獄の中を歩き回っていたり、監視カメラにそのまま写っていたりシチュエーションが謎。暗いと動けない、というのは良いがこの仕様だとただキャラを切り替えているのと同じでは?

【遠藤 雅伸】松明の火の受け渡しをバトンタッチと見立てたテーマ提案。用意された手順を試行錯誤しながら見つけるだけの内容で、暗いとゲームが楽しくならないというプレイヤーの心理もマイナスに働く悪い例。