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RE ENGINEでのゲーム開発を支えるMacro(Plug-in)機能の紹介

日時 : 9月1日(金) 16:30〜17:30
形式 : レギュラーセッション
難易度 : 中辛(この分野の初心者へ)
写真撮影 :
SNS公開 :
資料公開 : 後日CEDiLにて公開予定です
受講スキル
Toolの制作やワークフローに関して興味を持っている方。
Pythonを使ってMayaをはじめとするDCCツールのPlug-inを作成されている方。
RE ENGINEの開発環境に興味がある方。
受講者が
得られるで
あろう知見
内製開発環境におけるPlug-in機能で必要だと思われる仕様。
コンシューマ向けゲームエンジンに特化した拡張機能を提供するための知見。
それら機能をゲーム開発現場へ浸透させるための優位性と、開発負荷を下げるための働きかけ。

セッションの内容
RE ENGINE内のToolを開発する中で、作成したMacroと呼ばれる ”Plug-in” 機能について解説します。
MacroはPython言語を用いて、RE ENGINEの機能拡張を可能としています。
この機能はBIOHAZARD 7の開発中に生まれました。RE ENGINEで開発中の別のタイトルでも利用され、現在も機能拡張を続けています。
このセッションでは、Macroがどのような仕組みで実装され、どのような効果をもたらしているかを解説します。
更に、インタプリタ言語であるPythonの特性を生かし、簡単なツール作成をお見せするほか、実際のゲーム開発現場でMacroを使って開発されたToolを紹介します。

講演者プロフィール

関野 優樹

関野 優樹
株式会社カプコン
技術研究開発部 技術開発室
プログラマー
経歴:
2009年 株式会社カプコンに入社。
Softimage, Maya等、DCCツールのPlugin開発を行う一方で、内製ゲームエンジンである『MT FRAMEWORK』の開発に携わる。
複数タイトルのサポートを経験した後、内製ゲームエンジン『RE ENGINE』の開発コアメンバーとして、今回提案するMacro(Plug-in)機能の開発を担当。
RE ENGINEを利用するゲーム開発現場毎に即した機能拡張を行う事が出来る仕組みを提案・導入している。
《講演者からのメッセージ》

Plug-in拡張機能は、DCCツール等で状況に応じて機能追加できる仕組みとして広く提供されています。
今回は、それらと同等の機能を内製開発環境へ導入した事例をお話します。

バイオハザード7での使用事例を例に挙げながら、Macroをつかって現場に応じた機能を気軽に追加できることのメリットや、
Python開発機構を内製開発環境に構築するにいたるまでの手法をご説明します。

プログラマの方はもちろん、テクニカルアーティストの方に向けても分かりやすい内容でお話させていただきます!

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