３Ｄ美少女キャラのモーションキャプチャによる「かわいい」動きへのこだわり ～ダンス編～
３Ｄ美少女キャラクターのダンスに興味のある方
これからモーションキャプチャーのダンス収録に従事されている方
３Ｄ美少女キャラクターのダンスモーキャプ演技内容の工夫を知ることができます。
本セッションは、モーションキャプチャーのダンスを
３Ｄ美少女キャラに落とし込む際に、どのような工夫をしているかを
モーションアクターの能登有沙さんと宮崎あゆみさん（Ｌ＆Ｌビクター）と
と共に解説していきます。
これからダンスのモーキャプをディレクションされる業務に携わる方に対して
視野が拡がるような、入門的な内容を目指します。
海老沼 宏之
株式会社サイバーエージェント
ebi tec labo
３Ｄディレクター
<講演者プロフィール>
（コジマプロダクション）を経て
2015年2月より株式会社サイバーエージェントに入社。
オルタナティブガールズ等、複数のプロジェクトの３ＤＣＧディレクターとして制作に従事。
現在は、並行してebiteclaboでの研究も担当している。
講演実績
・CEDEC+KYUSHU 2019
・CEDEC2020
・CGWORLD 2020 クリエイティブカンファレンス
<受講者へのメッセージ>
楽しくお話しながら
３Ｄ美少女キャラの動き、特にダンスを中心としたノウハウなどをお伝えできればと思います。
難しいテーマではありますが、今回のセッションが新たな気づきを生むきっかけになれば嬉しいです。
ぜひ受講してみてください！
能登 有沙
エルアンドエル・ビクターエンタテインメント株式会社
<講演者プロフィール>
2012年声優ユニットStylipSとしてデビューし「ガンダムビルドファイターズトライ」等数々のアニメ楽曲を歌唱
2007年から初音ミク、アイドルマスター、ペルソナ等のダンス振付、モーションアクター、声優、ラジオDJ、タレント活動にも精力的に取り組み、振付楽曲は400を超える
<受講者へのメッセージ>
美少女キャラが踊ることも当たり前になりつつあります。
ダンスにも色々なジャンルがありますし、ダンサーも数多くいます。
では、ダンスをモーションキャプチャーする場合、人間のダンスの動きと何が違うのでしょうか。
「一緒じゃないの？」と思われるかもしれませんが…答えは「違う」んです。
どこが違うのか、どのような特徴があるのか、更に美少女キャラが輝くためにはどうすればいいのか。
今回のエビテックラボでは「美少女キャラ」「かわいい」「ダンス」ここに焦点をあててみます！
公演を聞きながら一緒に動いてみるのも「あり」だと思いますよ！！
宮崎 あゆみ
エルアンドエル・ビクターエンタテインメント株式会社
<講演者プロフィール>
SEGA社「うた組み575」でゲームモーション・振付に参加。ATLUS社「ペルソナシリーズ」ではメインキャラクターの演技・ダンスモーションアクター、本人出演の番組MCなどを務め、世界観、キャラクターなど作品理解が重要とされる場において、多彩なスキルを活かし活躍中。
<受講者へのメッセージ>
華やかなダンス・パフォーマンスはどんどん重要になり、注目を集めています。
・・・でも実は「自分の体で凄いダンスが踊れる事」と、
「キャラクターが活きるダンス、画面で魅せるダンスが踊れる事」はイコールではありません！
どんな時に止まって、どんな風に動けば、
その子の「魅力」を、より「刺さる」形でユーザーさんに届けられるのか？
どんな特徴を付ければ、
「可愛い！」「かっこいい！」と思ってもらえるのか？
その全部には考えるべきルールや、秘密があるのです！
背筋、頭の角度、腰の角度などがほんの少し変わるだけで、キャラの見栄えは全く変わります。
時には甘くて可愛らしく、時にはクールにカッコよく！
皆さんの作るキャラクターをもっと輝かせる方法を、お伝えできればと思います！