レギュラーセッション

至高のシナリオチームの作り方 〜リモートワークでも導入できる「ライターズルーム」とシナリオ横串チームによるマネージメント〜

講演形式
レギュラーセッション
講演時間
08月26日(木) 17:30 〜 18:30
講演ルーム
第5会場
資料公開
予定あり
受講スキル

・チームでのシナリオ制作に課題を感じ解決方法をお探しの方

・シナリオ業務を担当されている方

・シナリオに興味がある方

得られる知見

チームでの脚本制作において、「ライターズルーム」の制作方法を導入することで、品質・効率ともに増幅できること。チームでのシナリオ制作ではメンバー同士のコンフリクトが発生しがちだが、横串のマネージメントによりその対処が可能なこと、またその対処方法。

セッションの内容

本セッションでは、まずゲームやアニメの制作現場でのチームによる脚本制作の【必要性】と【課題】について説明いたします。

その【課題】の解決方法として、チームで高品質な脚本を作成するために生まれた海外の脚本制作手法「ショーランナー」と「ライターズルーム」の仕組みと導入方法について、リモートワークでの実践例を元に解説いたします。

リモートワークでも「ライターズルーム」を実施できるツールの活用法や、チームでの最も大きな【課題】の一つ、メンバー同士のコンフリクトの解決法も紹介いたします。

また、それらを実現可能にしたシナリオ横串チーム「ROOTS(ルーツ)」が4年間実施してきたマネージメントの詳細についても紹介いたします。

これら具体例を踏まえて、ゲーム開発でもすぐに活かせる「クリエイティブを高める方法」と「マネージメントによるシナリオチームの安定化」についてお伝えいたします。

水野 崇志

株式会社アカツキ

ゲーム職能本部

シナリオマネージャー

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<講演者プロフィール>

フリーランスのシナリオライターとして約10年間の活動を経て2017年、シナリオディレクターとしてアカツキへ入社。同年、プロジェクトを横断したシナリオ横串チーム「ROOTS」を発足しリーダーを務める。ゲーム事業と並行し、キッズ向けYouTube「クマーバチャンネル」も担当中。

<受講者へのメッセージ>

さまざまなメディアでシナリオの需要が高まる中、その制作ノウハウが共有/発展する機会は限られています。
そのため、本セッションを通して「ゲームシナリオライター」という職業の理解が広まること、そして「ゲームシナリオ業界」の発展の一助として貢献できればと思います。
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