REALITY / メタバースを支えるスケーラブルなリアルタイム通信用サーバ運用術
業務でkubernetesを使用してサーバ構成を行った事があるなど、kubernetesに関して基本的な知識を持つ
・ゲーム分野以外にも適用できる、Agonesライブラリを用いたサーバ構成の仕方と、構成時の注意点
・ビデオ通話などのリアルタイムに通信を行う際に、安全性を担保しながらデータのやりとりを行う方法
昨今、メタバースと呼ばれる分野に注目が集まっています。弊社のアプリであるREALITYでは、その潮流の最先端を走っていくべく、アバターを使用したビデオ通話機能をリリースいたしました。この機能を作るに当たって、リアルタイム通信サーバをスケーラブルに運用すべく、Google主導でオープンソースとして開発されており、Kubernetes上で専用サーバを管理するライブラリであるAgonesを導入しました。
この講演では、REALITYにおけるAgonesをどのように運用しているかを紹介しつつ、ゲーム分野以外にも活用できるその魅力と、使用する上での注意点等を実際に開発中に発生した事例を元にお話しします。
久山 貴大
REALITY株式会社
プラットフォーム事業部
エンジニア
<講演者プロフィール>
2018年にGREE株式会社に入社し、2年ほどブラウザゲームのサーバーサイドエンジニアとして働いた後、2020年にREALITYに異動。
現在に至るまで、サーバーサイドエンジニアとしてREALITYアプリの開発に携わっている。
<受講者へのメッセージ>
段々と活気付いているAgonesについて、導入時につまづいたポイントや、工夫した点などの知見を共有させていただきます。
サーバー構成やスケーリングについて日々考えている方々にとって、この講演でお話しする内容が少しでも役立てばと思っています。
増住 啓吾
REALITY株式会社
プラットフォーム事業部
エンジニア
<講演者プロフィール>
ライブ配信やビデオチャットのリアルタイムサーバ基盤の開発などを担当。
<受講者へのメッセージ>
本セッションでは、スケーラビリティの担保や開発スピード向上のためAgonesを導入したリアルタイムサーバ基盤の事例についてお伝えする予定です。