『モンスターハンターワイルズ』の技術を未来に繋げる!軌跡と展望について
深沢 巧太
井上 真一
- セッション分野
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PRD(プロダクション)
- セッション関連分野
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ENG
- キーワード
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AI/MLサーバー
- 対象プラットフォーム
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コンシューマPC
- セッション難易度
- 求められるスキル
- ・組織や開発プロセス全体の効率化、ボトルネック解消に関心があり、改善提案や実行に意欲的な方。
・多様な専門性を持つメンバーと協力し、チーム目標達成に貢献することに興味がある方。
・技術革新がゲーム開発にもたらす可能性を探求し、積極的に学習・応用したいと考えている方。 - 得られる知見
- ・大規模開発の課題に対応した技術組織の構築手法についての知見
・タイトル横断型の施策を有効に展開、活用するための手法についての知見
・開発効率改善がクリエイティブに貢献することを定量的に示す重要性 - 写真撮影 / SNS投稿
セッション内容
本セッションでは『モンスターハンターワイルズ』の開発を通して進めてきた、隠されしミッションを紹介します。
カプコンにとって過去最大規模のプロジェクトである本作では、おもしろさという「価値の最大化」のみならず「費用の最適化」にも様々な技術を駆使しています。そしてそれらは本作以降に続くタイトルへの展開を見据えた、開発組織そのものの生産性を向上させる事をも視野に入れています。
一例ですが、テスト効率をあげるため人間の様に画面を認識してオートプレイをするAIエージェント。
ゲームプログラマの負担軽減と品質担保を同時に進められる、汎用機能を持たせたアプリケーションライブラリ。
マルチクラウドに対応し可用性向上にも貢献するネットワークライブラリ。などなど。
クリエイターが創造的なタスクに集中できる環境を提供する、というミッションのもとに、大小さまざまなツールやソリューションによって開発工程や開発環境を効率化してきました。
また、将来に渡り継続的に最高のコンテンツをお届けできるだけの体制と環境を構築するため、変化し続けている組織についてもご紹介できればと思います。
まだまだ道半ばではありますが、少しでも皆様のご参考になれば幸いです。
講演者
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深沢 巧太
株式会社カプコン
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井上 真一
株式会社カプコン