モンスターハンターワイルズの雲の描画 動的変化・多種多様な見た目を実現し、かつ低負荷・高品質・破綻無しを目指したシェーダーテクニック
田 原
- セッション分野
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VA(ビジュアルアーツ)
- セッション関連分野
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ENG
- キーワード
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TAレンダリング
- セッション難易度
- 求められるスキル
- 雲の描画に興味があるアーティスト、TA、シェーダープログラマ
- 得られる知見
- 雲の基本的な描画手法、及びそれに伴う諸問題の解決方法の例
- 写真撮影 / SNS投稿
セッション内容
モンスターハンターワイルズの魅力であるリアルタイムの気候変動。
雲も場所や気候によって多種多様な様相を見せ、気候変動に伴ってその様相が動的に変化します。
これに対応するため、アーティストが作られた多種多様な雲の見た目を動的に制御できるような雲のモデリングシステムを紹介いたします。
またそれに際し、雲の基本的な描画方法のサマリーから始まり、
雲のレンダリングには付き物であるジラジラや残像などの見た目のアーティファクトを軽減するテクニックや、
雲と大気散乱の連携や、雲が他物体を照らす環境光などの視覚的に必要な要素の実装方法、
高解像度な見た目を維持しながらも負荷を抑えるために行った施策なども紹介いたします。
講演者
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田 原
株式会社カプコン