Unity Graphics Test Frameworkを使ったビジュアルリグレッションテスト
清原 隆行
- セッション分野
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ENG(エンジニアリング)
- セッション関連分野
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PRD
- キーワード
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QA自動テストレンダリング
- 対象プラットフォーム
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モバイル
- セッション難易度
- 求められるスキル
- グラフィックス表現のテスト方法に興味がある方、自動テストに興味がある方。
- 得られる知見
- Unity Graphics Test Frameworkを利用する際の落とし穴と回避方法、ビジュアルリグレッションテストを導入する効果
- 写真撮影 / SNS投稿
セッション内容
ビジュアルリグレッションテストしていますか?
「シェーダーの最適化をしてみると一見問題なさそうに見えたけど、特定のケースで見た目が大きく破綻してしまった」とか「Unityのバージョンアップをすると、どこかのシーンで見た目が破綻してしまった」なんて経験ないでしょうか?
Unityではシェーダーバリアントの有無によって多数のバリエーションのシェーダーが作られています。また、Unityのバージョンアップによって動作が変わってしまうというケースも存在します。
このような膨大なケースをすべて人の目で確認していくというのはとてもコストがかかります。
ビジュアルリグレッションテストとはテスト実行時にスクリーンショットを撮影し、正常な実行時に撮影しておいたスクリーンショットと比較して合否を判断するテストです。
また、Unity Graphics Test Frameworkはこのテストをサポートしてくれるフレームワークです。
私の所属しているSGEコア技術本部ではエフェクトシェーダーのNova Shaderや統合スタイライズドレンダリングシステムのSiriusといった多機能なレンダリング基盤を開発しています。
これらの基盤の開発を行っており、これらの問題の軽減のためにUnity Graphics Test Frameworkの導入を行いました。
Unity Graphics Test Frameworkはこれらの基盤の開発に大きく貢献してくれました。
このセッションでは弊社で取り組んだUnity Graphics Test Frameworkの導入/運用の事例についてお話しします。
講演者
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清原 隆行
株式会社サイバーエージェント