LLMを活用したゲーム開発支援と、生成AIの利活用を進める組織的な取り組み
金井 大
笠原 達也
都築 圭太
- セッション分野
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BP(ビジネス&プロデュース)
- セッション関連分野
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PRD
- キーワード
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AI/MLサーバー
- セッション難易度
- 求められるスキル
- 生成AIに関する基本的な知識
Microsoft AzureやAWSなどのクラウドサービスの利用経験
ゲーム開発におけるAI技術の利活用に興味がある方 - 得られる知見
- 生成AIの利用を進めるための具体的な事例と考え方のヒント
AI機能の実装過程で相対した課題とその解決策
自社製AIチャットサービスの設計と運用の具体例
Azure OpenAI、AWS Bedrock等のマイクロサービスの具体的な利用事例
- 写真撮影 / SNS投稿
セッション内容
本講演では、LLMを活用したゲーム開発支援機能の開発事例と、生成AIの導入と利用を推進するための組織的な取り組みの事例を紹介する。
急速に進化する生成AIに対応すべく、Cygamesでは全社横断的な活動を担う「GenerativeAI活用委員会」と、AIの専門部署である「AIテクノロジー」という組織を設立し、ゲーム開発において生成AIが「何ができ、何ができないか」を明確化する取り組みを進めており、LLMを活用した業務効率化で成果が出はじめている。
特にAIチャットサービス「Taurus」は、社内のナレッジベースやデータベースなどの様々な業務情報を用いた回答を実現し、開発と運用を通じて社内のAIリテラシーの向上や業務効率の改善に寄与している。
本講演では、これらの取り組みの中で発生した様々な課題と解決策、Microsoft Azure OpenAIのPTU環境やAWS Bedrockなどを用いたLLMベースの機能における開発事例を技術面にフォーカスして紹介する。
講演者
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金井 大
株式会社Cygames
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笠原 達也
株式会社Cygames
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都築 圭太
株式会社Cygames