7/22 第7会場 公募 16:40-17:40 60 レギュラーセッション Ask the speaker

疑うことがゲームを面白くする ― ゲーム制作におけるクリティカル・シンキングの応用 ―

だらねこ / 小笠原 健太

セッション分野
GD(ゲームデザイン)
セッション難易度
求められるスキル
①しっかり考えてゲームを作りたい方
②コンセプトを大事にしてゲームを作りたい方
基本的にはゲーム制作経験のない人にも分かるようにお話しします。
得られる知見
①ゲームの企画からバランス調整に至るまで、より精度の高い仕様を考えることができようになる
②目の前の仕様に対する問題点に気がつけるようになる
③クリティカル・シンキングを身につけるための方法が分かるようになる
写真撮影 / SNS投稿
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セッション内容

ゲームを作る時は「コレは面白いゲームになるぞ」と希望に満ち溢れているものですが、しかし実際に作ってみた時に「あれ、思ったよりも面白くならないな……」となってしまうこともよくあることです。
そして作り直したけどやっぱり面白くならず、また作り直して、時間とお金を浪費して……となってしまえばプロジェクト的にも苦しい状況になっていくでしょう。

こういった状況はしばしば「想像した面白さに繋がらない仕様で作っている」「実装する仕様の問題点に気が付かずに作っている」といった考慮不足によって引き起こされます。
こうした問題を防いで実際に作ったゲームを面白くなるように、本講演では面白いゲームを作るための手法……の手前にある普遍的な「考える力」を高める手法として、研究分野などで使われている「クリティカル・シンキング」を紹介します。

ただしクリティカル・シンキングに関して紹介しただけでは実践レベルで使えるものにはなりません。
本講演では実際にゲーム制作の現場で起きる例を元に、実際にゲームデザインを考える際に落とし込むにはどうすればいいのか、気を付けるべきポイントは何か、クリティカル・シンキングを身につけるために何をしていけばいいのか……といった話も具体的にしていきます。

講演者

  • だらねこ / 小笠原 健太

    だらねこ / 小笠原 健太

    だらねこげーむず