【講演】材料からデザインする「電気を使わないインタラクション」
安 謙太郎
- セッション分野
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AC(学術研究)
- セッション難易度
- 求められるスキル
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特に前提とする専門知識やスキルはありません。
- 得られる知見
- HCI(ヒューマンコンピュータインタラクション)領域、特にファブリケーション技術領域における最新研究動向。マテリアルによるアナログな情報提示。磁性材料の活用方法。フィジカルな遊びの構築手法。
- 写真撮影 / SNS投稿
セッション内容
3Dプリンタやレーザーカッターに代表されるデジタルファブリケーション技術の発展により、インターフェース(人と機械の間をつなぐ仕組み)の研究領域では、モノにインタラクティブ性をもたせる機構や仕組みがさまざまに研究・提案されています。その中で私は、磁性材料に局所的にS極・N極を書き込む技術を応用し、電力を使用せずに触覚フィードバックを提供するインタフェースや、手書きの図形や記号を半立体的に形状提示するディスプレイを考案してきました。本セッションでは、私自身のこれまでの研究紹介とともに、関連研究領域における近年の動向も紹介し、電力を要しないインタラクティブ技術とその応用可能性についてお話します。
講演者
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安 謙太郎
NTT株式会社