触って楽しい!『アストロボット』の物理シミュレーションとグラフィックスの舞台裏
吉田 匠
山口 太
- セッション分野
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ENG(エンジニアリング)
- キーワード
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アニメーション(3D)レンダリング
- セッション難易度
- 求められるスキル
- 本セッションは、物理シミュレーションやグラフィックスプログラミングに関する基礎知識をお持ちの方を主な対象としていますが、ゲーム表現やリアルタイムグラフィックスに興味をお持ちの方であれば、どなたでもご参加いただけます。
- 得られる知見
- 高度な物理シミュレーション(流体、弾性体、クロス、リアルタイム破壊など)をゲームプレイに活用した事例
物理演算を活用したグラフィックス表現(流体、モデルの切断・変形、水面描写など)に関する実装上の知見
- 写真撮影 / SNS投稿
セッション内容
『アストロボット』では、従来の剛体物理シミュレーションに加えて、流体や弾性体、クロス、リアルタイム破壊といった、PS5の処理能力を生かした高度な物理演算を活用し、ゲームプレイやステージ内のインタラクションを豊かにするための取り組みを行いました。本講演では、これらの技術を物理シミュレーションパートと、グラフィックスパートに分けて解説します。前半の物理シミュレーションパートでは、それぞれの物理演算の実装方法の詳細と、ゲームプレイの活用事例を紹介します。後半のグラフィックスパートでは、物理演算と連動した流体レンダリング、モデルの切断・変形処理、インタラクティブな水面描写などの技術的な解説を通じて、それらがどのようにゲーム体験の一部としてデザインされたかをお話しします。
講演者
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吉田 匠
株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント
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山口 太
株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント