CESAゲーム開発技術ロードマップ

CESAゲーム開発技術ロードマップについて

1.目的

ゲーム開発に関わる様々な技術における最新の動向と、近い将来に活用される可能性のある内容をロードマップとして紹介し、ゲーム開発者、関連する業界者、研究者の活動指針として役立てる。

2.概要

ゲーム開発ロードマップは、CEDECの開発関連ジャンル(エンジニアリング、ビジュアルアーツ、ゲームデザイン、サウンド、ネットワーク)ごとに設ける(今後必要に応じて見直す)。

CESA技術委員会およびCEDEC運営委員会にて協議して作成する。

ターゲット層は、ゲーム開発に関わる者、関連業界に従事する者、関連するアカデミック分野の研究者または学生とする。

毎年1回CEDEC開催に合せて発表し、継続的に情報を提供する。

3.表記

表記にあたっては可読性、および改訂の継続のしやすさを重視する。すなわち、網羅的な技術解説をするのではなく、重要度の高いトピックに絞り、そのトピックを簡略に表記する。1ジャンルあたりA4用紙1枚程度を原則とする。

読み手が本ロードマップに書かれている概要を理解し、詳細については自発的に調べ、勉強あるいは議論することを想定する。

CESAゲーム開発技術ロードマップ2014年版 抄訳見出し

エンジニアリング分野 

  • 一般
  • コンピューターグラフィックス
  • Webクライアントサイド技術
  • AI
  • アニメーション
  • シミュレーション
先端技術実用化
  • IoT(Internet of Things)
  • プログラミング教育
  • 制作管理

ビジュアル・アーツ分野 

  • グラフィックデザイントレンド、課題
  • グラフィック
  • パイプライン、ワークフロー
  • オーサリング

ゲームデザイン分野  

  • ゲームシステム
  • 生産性と品質の向上
  • 気にしなければならない周辺技術

サウンド分野  

  • 音響効果(音楽・効果音・音声を使った演出表現)
  • 信号処理技術(DSP/シンセサイズ・波形生成・合成・解析など)
  • 開発ツール・オーサリング環境

ネットワーク分野  

  • モバイル大規模オンライン
  • ソーシャルグラフの変化
  • リアルとの融合
  • リアルタイム通信対戦
  • インフラストラクチャ