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S19

ドルビーのビデオ技術ご紹介
アクティビジョン社・ニックペック氏の「ゲームサウンド制作への映画オーディオ・ポスト・プロダクション技術応用」

9/26(水)13:00〜14:20  SDPDVA

セッション概要

受講スキル ドルビーのビデオ技術にご興味のある方、ゲームサウンド制作に興味がある方ならどなたでもOKです。
内容 ドルビーからは、ビデオ技術を簡単にご紹介いたします。ドルビーといえば今までオーディオ向けの技術を提供してまいりましたが、エンタテインメントのための総合的なソリューションを提供できるよう、ビデオ向けの技術をご用意いたしました。今までドルビーのセミナーにご来場いただいておりました皆様はもちろんのこと、まだあまりお目にかかったことのないグラフィック担当の方や、プロデューサー、プランニングの方も含めどなたでも、是非ご参加下さい。

また、今回始めて海外よりお迎えすることができた、ゲームと映画両方のサウンド制作において経験の深いニック・ペック氏のセミナーでは、ゲームサウンドのクオリティを向上させるために、映画業界から応用できるテクニックを研究します。ゲームのサウンド制作過程では、映画のオーディオポストプロダクション過程で遭遇するものと同じタイプの問題によく直面しますが、インタラクティブとリニアというメディアの違いこそあれ、映画業界のプロが何十年にも渡って培ってきたソリューションや芸術的アプローチには学ぶところが多くあります。サウンドにおける5つのレイヤー「音楽」、「ダイアログ(台詞)」、「フォーリー(効果音を作るために録音する生音)」、「環境音」、「効果音」を分析し、より豊かなゲーム体験を演出するために、それぞれのレイヤーがどのようにお互いを引き立てることができるかを検証します。ペック氏が手がけた作品を例として聴きながら、より新鮮なサウンドをつくるために必要な素材となる「フィールドレコーディングやサウンドデザインの重要性」についても話し合います。またスケーラブルなサウンド制作チームを作る上で重要な、情報の標準化や整理の重要性、およびダイナミクスに欠けた過度な大音量のミキシングがもつ危険性についても触れます。

*ニック・ペック氏の講演につきましては、逐次通訳がつきます。

講師プロフィール

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ジョン・グリフィン

ドルビーラボラトリーズ
ゲーム マーケティングディレクター

2000年より5年間にわたりドルビー日本支社に在籍、コンテンツビジネススペシャリストとしてゲーム開発者のサウンド技術サポートに従事。日本でゲームサウンドのためのディベロッパーサポートプログラムを設立したのち、2006年に米国へ帰国し、ドルビーラボラトリーズ・サンフランシスコ本社ゲーム市場担当ディレクター就任。現在はゲーム市場担当ディレクターとして、主に大手コンシューマーエレクトロニクス会社へのゲームコンソールやPC、ポータブルデバイスのためのドルビー技術ライセンシングに携わり、またゲーム市場向けの新製品、ツール、サービスの開発も監督している。アメリカ、ヨーロッパ、中国、韓国、日本の様々なゲーム開発者向けカンファレンスにおいてもドルビーゲーム市場を代表する講演者として活躍。趣味はエレクトロニック・ミュージック制作。


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ニック・ペック

アクティビジョン
オーディオ オーディオ・ディレクター

過去15年間にわたり、サウンド・デザイナー、作曲家、エンジニアとしてインタラクティブ・オーディオに深く関わる。現在は、米国サンフランシスコ・ベイエリアにあるアクティビジョン社でオーディオ・ディレクターを務める。過去に携わってきた仕事としては、ジョージ・ルーカスが創立したスカイウォーカー・サウンドのオーディオポストプロダクション部におけるゲームオーディオ部門の立ち上げや、ルーカスアーツ・エンタテインメント・カンパニーのサウンド・スーパーバイザー、また自ら創立したフリーランスのオーディオデザイン会社「Perceptive Sound Design」の代表などがある。「スターウォーズ・エピソード III」、「LEGOスターウォーズ」、「スターウォーズ・バトルフロント」、「X-MEN:オフィシャルゲーム」、「インディアナ・ジョーンズと皇帝の墓」、「ロシアより愛をこめて」、「マーセナリーズ」、「ヴァンパイヤ・ザ・マスカレード」、「グリム・ファンダンゴ」など多数のゲームタイトルに携わり、映画作品では、「アダプテーション」、「マルコビッチの穴」、「ヴァンパイヤ・ハンターD」、「CQ」などを手がけた。また、米国Penton Media社発行の「Electronic Musician」誌へ定期的に執筆しており、カリフォルニア州プレザントヒルにあるディアブロバレー・カレッジでは教授として映画音楽とProToolsを教えている。ジャズ・オルガニストでもあり、自ら作曲を手がけたオリジナルのアルバムを最近完成させた。


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