大規模開発のためのLUMINOUS ENGINE のログ分析と自動テスト


講演形式
レギュラーセッション
講演時間
09月05日(木) 16:30 〜 17:30
資料公開
予定あり
受講スキル

ゲームのテスト、自動化に興味のある方

ゲーム開発経験のあるプログラマの方

得られる知見

自動化のアイディア

大規模開発に必要な開発効率向上の知見

セッションの内容

LUMINOUS ENGINEはFINAL FANTASY XVに使われた後、様々な拡張を行っていますが、その中の一つとして、ログ分析と自動化があります。

増大するQAコスト、デバッグコストという課題に対して、ログ、自動テストのシステムを開発しました。

ログデータの収集や自動プレイ、リプレイなどの機能がどのように連携して、QAコストの削減を進めているかについて説明します。

岩崎 浩

株式会社Luminous Productions

開発部

プログラムセクション ディレクター

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<講演者プロフィール>

コンシューマー系ゲーム会社を経て、2009年スクウェアエニックス入社。
社内エンジン LUMINOUS ENGINEのリードプログラマとして従事。
その後、Final Fantasy XVのリードプログラマを経て、現在に至る。
Final Fantasy XVではシステム、最適化、物理周りなどを主に担当。

その後、2018年に、Luminous Productionsに転籍し、
現在は、プログラムセクション ディレクターとして、
引き続きLUMINOUS ENGINEの開発を継続中。

<受講者へのメッセージ>

過去のいずれのプロジェクトも、終盤は修羅場でしたが、
Final Fantasy XVは、特にデバッグに苦労したプロジェクトでした。
大規模、オープンワールド、スケジュール、毎月出るパッチ、多くの困難を経験したからこそ、
次に向けて今から、QAやデバッグの効率化に力を入れて取り組んでいます。
LUMINOUS ENGINEで取り組んでいる開発効率化、DevOpsの一部を主にデバッグ、QAの観点から、紹介させていただければ、と思います。
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