ゲームデザイン部門 / 優秀賞

シリーズ初のアクションRPGで実現したポケモンを「捕まえる」体験


株式会社ゲームフリーク
『Pokémon LEGENDS アルセウス』開発チーム

©2022 Pokémon. ©1995-2022 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。

ポケモンの体験を従来の「バトル」から「コレクション」に大きく変えて成功させた。その体験を支えるための「出会う」「捕まえる」「集める」といった行為が広大なフィールドの中で自由に何をやってもいいゲーム性と上手く融合ができている。

仮想少女を表現するための文学的ゲームデザイン


株式会社ワイソーシリアス
『NEEDY GIRL OVERDOSE』開発チーム

配信者の少女を育てるというテーマをゲーム内SNSや動画配信でのインタラクションを通じて実現するという試みが、現代のネットカルチャーと馴染み深く、キャラクターを表現する新しい手法として確立されている。
また、世界観、キャラクターに対する解像度が高く、ゲームシステム、UI、サウンド、イラストを高い品質で統一しているこだわりもその試みを成功させている。

SNSを使用した現代だからこそのARG(代替現実ゲーム)の実現


Team Project:;COLD
『Project:;COLD』

©Project:;COLD

SNSなど現代だからこそのギミックを利用するゲームデザインにより、日常生活とゲームが交わるARGならではの楽しさを多くのユーザーに届けた。その先鋭的な挑戦は、ARGというジャンルの認知拡大にも大きく貢献した。

ソウルシリーズとオープンワールドが融合した高度なゲームデザイン


株式会社フロム・ソフトウェア
『ELDEN RING』開発チーム

伝統的なソウルシリーズの面白さをオープンワールドとの融合によりさらに拡張した。
オープンワールド化することで自由度が広がり、よりプレイヤーの選択肢が広がる中で、ソウルシリーズ独自とも言えるレベルデザインは非常に秀逸である。
今後多く出てくるであろうオープンワールドと既存ゲームの融合におけるタイトルのフラッグシップとなることが予想されその点を高く評価した。

東京ゲームショウのVR化成功と、そのノウハウの言語化


株式会社ambr
代表取締役CEO 西村拓也
取締役CTO 藤田裕介 
株式会社ディフューズ・エンタテイメント代表取締役 今村理人
『開発期間は「半年未満」…21万人を集めた東京ゲームショウVR 2021を支えたUnity活用事例』

注目度が高い東京ゲームショウというイベントをVR空間で開催し、世界中のユーザーと一緒に楽しめるコンテンツとして実現した。また、ユーザー体験を言語化し、記事とした点を評価。VR空間で複数のユーザーが遊ぶ空間の設計思想の情報は、まだノウハウとして公開されているものが少なく非常に貴重と考える。