第4会場

8月23日(金)

11:10 〜 12:10

チュートリアル

公募

言語AIのゲーム応用 - ゲーム内エージェントとしての大規模言語モデル -

狩野 竜示
セッション分野
AC (アカデミック・基盤技術)
セッション関連分野
GD
キーワード
AI/ML ストーリーテリング
セッション難易度
受講スキル
AI(特に、機械学習や自然言語処理)に関する前提知識は不要です。テキストを扱うAIや、そのゲーム応用に興味のある方、AIが変えるゲームデザインの可能性について興味のある方にわかりやすく解説します。
得られる知見
自然言語処理のゲームへの応用事例と、その将来性と課題についての知識が得られます。特に、ゲーム内のキャラクターを自律的に行動させることを可能とするLLMのエージェント利用に対する知識、他にも物語の自動生成技術や、PCGへの応用技術などの知識が得られます。
写真撮影 / SNS投稿
通訳の種類
なし
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セッション内容

本チュートリアルでは、スクウェア・エニックスAI部で、自然言語処理(テキストを扱うAI技術。NLPと略されます)の研究開発に携わるAIリサーチャーが、「近年の自然言語処理のゲームへの応用技術とその事例」について紹介します。2022年に公開されたChatGPTを皮切りに、Large Language Model(LLM)の開発競争が世界で激化してきました。本講演では、2024年夏までに行われてきた自然言語処理のゲームへの応用事例(特に、2023年以降に隆盛したLLMをゲーム内のエージェントとして使用する事例)と、LLMの動作機構の概論、LLMをゲーム上に組み込む方法などについて、機械学習や自然言語処理の知識の無い方々に向けた解説を行います。

講演者

共同研究者・開発者

三宅 陽一郎(株式会社スクウェア・エニックス)