第3会場
8月22日(木)
13:20 〜 13:45
ショートセッション(25分)
『ストリートファイター6』初心者から上級者まで対応した人間らしい有機的な行動を行うCPU(AI)のしくみ
- セッション分野
- ゲームデザイン(GD)
- セッション関連分野
-
ENG
- キーワード
- AI/ML UX
- セッション難易度
- 受講スキル
- 対型格闘ゲームの難易度を段階的に調整したい方。
CPU(AI)キャラクターの行動を設定した事のある方。 - 得られる知見
- 一人用アクションゲームから対人戦までをカバーする、有機的なCPUの行動を設定する方法。
同知見を、他のジャンルにおいても転用する方法。 - 写真撮影 / SNS投稿
- 通訳の種類
- なし
セッション内容
本セッションでは、まず一人用アクションゲームとしてのバランスと、
対人戦のような競技性を意識したデザインの住み分けについてお話しします。
次に、人間の行動を「戦術、作戦、実行能力」の3つの観点で分解し、
各レベル(難易度)に落とし込んだ工程をお伝えします。
最後に、本CPUの作成工程はジャンルを問わず適用が可能である事と、
制作を通じて得られた知見、そして今後の展望についてを述べたいと思います。
また別コラムとして、
データ構造面においては、アクション側の行動にAI用の特殊なデータを埋め込まない方式を採用していますので、
開発工数や長期運営におけるエコな面も紹介いたします。
セッション全体を通して、
ジャンルを問わない部分と、格闘ゲームに特化した部分を切り分けて紹介することで
多くのゲームの体験の底上げに寄与できればと考えています。