第9会場
8月22日(木)
16:20 〜 17:20
レギュラーセッション(60分)
UX・セキュリティ・運用コスト!クラウドビルドシステムの開発における挑戦 ~Jenkinsやめてみた~
- セッション分野
- ENG (エンジニアリング)
- セッション関連分野
-
PRD
- キーワード
- サーバー CI/CD
- セッション難易度
- 対象プラットフォーム
- モバイル
- 受講スキル
- ゲーム開発プロジェクトを支えるビルドシステムの構築に携わる方
ビルドシステムのクラウド化を検討している方 - 得られる知見
- ビルドシステムの構築/クラウド化の際の課題と解決の事例を知ることができる
- 写真撮影 / SNS投稿
- 通訳の種類
- なし
セッション内容
コロプラでは次世代のビルドシステムをクラウド上に構築しました。
Jenkinsをベースとしたオンプレミスのビルドシステムから
ArgoWorkflowsをベースとしたクラウドのビルドシステムへ移行したのですが、その過程には多くの課題がありました。
それらを解決していった話を、UI、速度、セキュリティ、コスト、保守/運用性、の分野ごとにご紹介できればと思います。
それぞれ、以下の内容を予定しております。
・UI
長期間運用していたビルドシステムを刷新する際、新しいUIへの抵抗感は1つの課題でした。
UIのレイヤを分離して独自に作り込むという手段もありますが、開発にかけられるコストも課題となります。
結果として、低コスト、短期間で利用者に好評なUIを作成できましたので、その内容をご紹介します。
・速度
新しいビルドシステムではオートスケーリングに対応し、並列実行に関しては利便性が向上しました。
しかし、ビルド関連のツールがインストールされたコンテナのロードに時間がかかってしまうという課題がありました。
また、毎回リモートリポジトリから多くのデータをダウンロードする必要があり、これにも時間がかかっていました。
コンテナの軽量化やデータのキャッシュなど、これらを高速化した方法をご紹介します。
・セキュリティ
クラウド化の際、セキュリティ面でのリスクも課題でした。
セキュリティの強化のために導入しているツールや、取り組んだ事などを紹介します。
その中の1つとして、ソフトウェアサプライチェーンセキュリティの強化についてもご紹介します。
・コスト
コスト削減に関して工夫した点をいくつかご紹介します。
また、運用してみて想定外にかかったコストや、その削減の対応についてご紹介します。
・保守/運用性
ソフトウェアのバージョンアップやアカウント管理などについて、保守/運用が楽になるように何をしたかご紹介します。