第5会場

8月22日(木)

09:30 〜 10:30

レギュラーセッション(60分)

公募

仮想ファイルシステムを導入して開発環境のストレージ課題を解消する!

山田 英伸 高橋 陸 阿部 輝仁
セッション分野
ENG (エンジニアリング)
セッション関連分野
PRD
キーワード
CI/CD
セッション難易度
対象プラットフォーム
PC
受講スキル
- 日頃バージョン管理ツールを使っている方
- ファイルシステムについての最低限の知識
- 仮想ファイルシステムについて興味をお持ちの方
得られる知見
- Windows Projected File Systemを使用した事例
- 大規模プロジェクト『NGS』に対し、仮想ファイルシステムを利用した際に得られた効果
- 仮想ファイルシステムを使ったツール開発の際の注意事項
写真撮影 / SNS投稿
通訳の種類
なし
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セッション内容

近年、ゲームタイトル開発の大規模化が進んでいます。
それに伴いアセットデータの増加、多言語への対応、並行バージョンの開発など、開発PCのストレージ要求は容量・性能の両面で逼迫する一方です。
この1つの対策として、各種エンジンやバージョン管理システムでは「仮想化」に注目し、この課題について改善しようとしています。
弊社でも同様に、Windows で使用可能な仮想ファイルシステムを利用し、バージョン管理ツールと連携するツールを作成しました。
これを使用して開発PCのストレージ課題を解消することを目指しています。

本講演では、「仮想化」がどのように役立つのか、「仮想化」を実現するための方法を説明します。
そして、開発したツールを『PSO2 ニュージェネシス』(以下『NGS』)の開発環境に対して適用し、仮想ファイルシステムを使うことで得られた効果を共有します。

また、ツールの開発や運用の際にはファイルシステムならではの問題に遭遇しました。
これらの問題について共有し、それぞれの解決策を共有します。
これから仮想ファイルシステムを利用して効率化を進めたいと考える人が少しでも増えれば幸いです。

講演者

共同研究者・開発者

松波 進也 (株式会社セガ 第3事業部)
小林 弘一 (株式会社セガ 開発技術部)
粉川 貴至 (株式会社セガ 開発技術部)
鈴木 威 (株式会社セガ 開発技術部)