第8会場

8月23日(金)

15:30 〜 15:55

ショートセッション(25分)

公募

ほぼ、フルAIゲーム。「Red Ram」がプレイヤー好みのミステリーゲームを無限に生成できるからくり

宮本 茂則 高橋 力斗
セッション分野
AC (アカデミック・基盤技術)
セッション関連分野
ENG
GD
キーワード
AI/ML UX ストーリーテリング CI/CD
セッション難易度
受講スキル
生成AIに興味がある方。
生成AIを活用したゲームに興味がある方。
ゲーム開発に生成AIを活用したい方。
得られる知見
ゲーム内で生成AIを用いることの魅力・可能性・課題。
ゲーム内で生成AIを用いてストーリー・イラスト・セリフ等を生成する方法。
写真撮影 / SNS投稿
通訳の種類
なし
お気に入り登録 アイコンについて

セッション内容

本セッションでは次の二つの内容をお伝えいたします。
 1. ゲーム内で生成AIを用いてコンテンツを自動生成することの魅力・可能性・課題
 2. 技術デモ「Red Ram」におけるゲームコンテンツ生成の仕組み

近年、生成AIをゲーム制作の様々な工程に活用する動きが盛んです。
まず始めに、特にゲーム内で生成AIを用いてコンテンツを自動生成することの魅力と可能性をお伝えします。
ゲーム内で生成AIを活用することは、今までに無い新たなゲーム体験の創出に繋がることを説明します。

ゲーム内で生成AIを活用した事例として、モリカトロン株式会社が開発した技術デモ「Red Ram」の解説を行います。
Red Ramは生成AIをフル活用して刑事モノのミステリーゲームを自動生成するシステムです。
Red Ramがプレイヤーの要望に合わせて、ストーリー構成・キャラクター・背景画像など、ゲームを構成するほぼ全てのコンテンツを自動生成する仕組みを解説します。

最後に、Red Ram開発の中で直面した課題について述べます。
生成によるプレイヤーの待ち時間をいかに減らすかという課題は解決したものの、生成コンテンツの質と費用については未だ課題が残されていることを説明します。

講演者