第11会場

8月23日(金)

15:00 〜 16:00

レギュラーセッション(60分)

SPONSORED YouTube配信あり

その動き、機械が見つけます!? モーション・マッチングで、やるぜ働き方改革!

湊 和久
セッション分野
ENG (エンジニアリング)
セッション関連分野
VA
セッション難易度
受講スキル
受講にあたり特別なスキルは不要ですが、本セッションは現在の問題に対する解決策となる機能の紹介ですので、アニメーション組み込みの特有の事情(アニメーションデータの準備、ブレンドによるポーズの合成、ステートマシンによるアニメーション遷移の制御と管理)を知っておくと、受講しやすいと思われます。※最低限の情報は講演内で補足予定です。
得られる知見
UE5.4の「モーション・マッチング」や「Choosers」の動作メカニズムと活用方法、現時点での限界点、現場で採用する際のワークフローなど。
写真撮影 / SNS投稿
通訳の種類
なし
お気に入り登録 アイコンについて

セッション内容

モーション・マッチングは、あるアニメーションから別のアニメーションへの遷移を自動化するアニメーション技法です。ゲーム業界では、ごく一部の先駆的なタイトルで採用されてきましたが、Unreal Engine 5.4より、この技術をどなたでも、どのプラットフォームでもご利用いただけるようになりました。

この機能をうまく利用すれば、アニメーション関係者は「ステートマシン蜘蛛の巣地獄」や「仕様変更で新しい遷移が追加されたけど、遷移アニメーション誰がどう作るんだ問題」といった現場の苦悩を緩和し、なおかつアニメーション品質も高められる可能性があります。

本セッションでは、UE5.4の「モーション・マッチング」と「Choosers」機能を取り上げ、モーション生成やアニメーション管理労力の軽減に活用する可能性を探っていきます。また、モーション・マッチングの現時点での限界点の確認や、現場が用意しておくべきアニメーションデータの内容や量についても論じていきます。

講演者