組織的な技術力・表現力を向上させたいと考えている方。モバイル向けタイトルにおける、現時点で可能なハイエンドな表現に関心がある方。人財育成の取り組みと、その内容を外部に発信したいと考えている方。グラフィックにおける前提知識や、組織的な開発経験があると想像しやすいですが、前提知識のない方でも理解できるよう配慮致します。
R&Dの部署として最新の技術や表現の検証を始めていくところから、部外からも人を集め技術デモアプリとしての成果物を完成させるまでの、技術的・組織的なノウハウが得られます。またそれにより他のタイトルの開発チームや採用も含め、どのような効果が得られたかを知ることが出来ます。
本セッションでは、コロプラが配信している技術デモアプリ「PRINCIPLES」の開発を題材として、プロジェクト開始以前のR&Dのフェーズから、立ち上げ、開発、リリースに至る経緯、そしてそれによって社内外にもたらされた影響についてご紹介します。
昨今、モバイル端末の高性能化が進み、機能的にはコンシューマやPCに追いつきつつあります。一方で、1タイトルごとの開発規模の増大が進む中、スタッフの役割が固定化されてしまい、業務中に新しい技術や表現に挑戦できる機会は減少しています。コロプラではそのような状態を改善すべく、社内組織間の垣根を越えたチームを結成し、技術デモアプリを開発しました。
本セッションでは、モバイルにおける最先端の技術・表現を選定し検証するところから、デモアプリを開発・発信し得られたものまでを振り返る、ポストモーテムです。
春田 晃伸
株式会社コロプラ
テクノロジー推進本部 第2技術開発部
<講演者プロフィール>
『白猫テニス』の運用を担当後、現在は新作タイトルのグラフィックスや最適化に従事。
社内ライブラリへのコミットなどを通じたR&Dとの接点から、PRINCIPLES開発への参加。
PRINCIPLESでは、プレイヤーの制御やリリース前の最適化を担当。
<受講者へのメッセージ>