PERACON2014 結果発表


第61位/外山賞

画面分割アドベンチャーゲーム

沼 高行

 

審査員得点:5点 一般投票:6票

NECパーソナルコンピュータ株式会社に同名の方がいらっしゃいますが、プロフィールには個人で応募としか書いてありませんが、とてもアマチュアとは思えない方。
セッションでも登壇され「昔からボクに取ってゲームって、憧れというか自分がやりたいことをファンタジーでできるっていうので、今結構この歳になって、やっぱもう一人自分が居たらっていう。でも皆さんの素晴らしい作品を見てるとですね、自己増殖で自分が増えるって何のヒネリもないなってところは、ちょっと反省したいと思います。」とコメントいただきました。

【外山圭一郎】ifの世界が画面分割で同時進行するのは斬新で良いです!

【渡辺訓章】ゲーム自体を増殖させているとも思える案は、何を増殖させるかを考えたとき、最もドラスティックな方向だと思います。

【今井新太郎】テキストベースでちょっとイメージしにくかったのですが、選択肢が提示されても全部選択してしまう発想の転換がシステムとして面白そうです。でも、あくまでもシステムなので、ゲームとしてどのようなプレイをさせていくのか次の課題でしょうか。

【飯田和敏】いいね!

【松山洋】いいね!

【遠藤雅伸】選択肢を複数進行とすることを増殖と言い換えたアドベンチャー提案。シートがレギュレーションである15秒程度で理解させる量を超えていて、しかも把握が困難。内容はアドベンチャーゲームを選択肢ではなく、マルチストーリーの同時進行としただけでプレイが煩雑になっているだけで本来の面白さを欠いている。善悪分離についてもやはり必然性が見えず、何度もプレイさせるようでは今時通用しない。

【細山田水紀】作ることを考えたら、気が遠くなりました。

【下田賢佑】遊びが見えません。普通に選択を迫る事と比べて何が楽しいのかわからないです。

【平魯隆導】応募数の多い企画コンペの場合、文字ベースの企画書は圧倒的に不利になると思います。しかし、複数の選択肢が正解として同時に存在するアドベンチャーゲームというのは、なかなか斬新だと思いました。