ビジネス&プロデュース

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公募 BP  

海外カジュアルゲーム市場の最前線報告

日時 
9月3日(水) 14:50~15:50
形式 
レギュラーセッション
受講スキル

海外市場への進出を検討しているアプリ,ゲーム開発等に携わる企業,個人開発者の方

受講者が得られるであろう知見

海外におけるカジュアルゲーム市場の最新情報,日本のゲーム開発企業のビジネスチャンス,留意点等,
今後の海外ビジネス戦略確立の基となる。

セッションの内容

 スマートフォン市場の拡大と共に急速な市場の変化をみせるカジュアルゲーム市場について、世界市場の変化や、日本市場との違いを紹介します。特に、フィンランドから新しいゲームが登場するようなゲーム産業形成が生まれた要因を分析します。そして、各国や地域でのカジュアルゲームの発想が、日本のゲームとの違いを理解することで、日本のスマホゲームの将来像を考えます。
併せて、国内地域の事例として福岡市のゲーム産業集積や取組事例について紹介します。

講師プロフィール

  • 新 清士

    新 清士

    フリー

    1970年生まれ、慶應義塾大学商学部、及び、環境情報学部卒。他に、立命館大学映像学部非常勤講師、同ゲーム研究センター研究員。NPO法人国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)名誉理事。日本経済新聞電子版テクノロジー、ビジネスファミ通「デジタルと人が夢見る力」、週刊アゴラ「ゲーム産業の興亡」など。東京ゲームショウで、インディペンデントゲーム開発者向けの国際プレゼンテーションイベント「センス・オブ・ワンダーナイト」の運営などに関わる。

    《講師からのメッセージ》

    スマートフォンの世界的な普及は、「カジュアルゲーム」と呼ばれる市場の様相を一変させてしまいました。「ソーシャルゲーム」などとともに、定義が曖昧だった言葉も、日本のマスコミの紙面上では「スマホゲーム」へと統一するように、一つのカテゴリーとして社会的に言葉が定着しつつあります。
    旺盛なユーザーによって支えられ、世界的にも類を見ないほどの規模に成長した日本市場が、特異な存在感を発揮しつつあるのは、ご存じの通りです。
    それでは、日本のスマホゲームは、他国のゲームと比較して何が違うのでしょうか?
    6月に、フィンランド政府主催のメディアツアーに参加し、現地のゲームスタジオの取材を行いました。また、福岡市、JETRO福岡の事業として、加バンクーバー、米シアトル、シンガポールの取材を行ってきています。
    それらの取材をまとめて、ご紹介しながら、日本と世界の発想や技術の考え方の相違、そして、今の日本市場が形成されてきた要因を見ていきます。そして、将来の発展にどう影響を与えるのかを考えます。

  • 山下 龍二郎

    山下 龍二郎

    福岡市役所

    経済観光文化局 新産業・立地推進部 企業誘致課

    平成24年4月より福岡市経済観光文化局・立地推進部にて企業誘致業務に従事。

    《講師からのメッセージ》

    福岡市では、"九州・福岡を世界が目指すゲーム産業都市にする”を合言葉に、海外のゲーム産業とのビジネスの橋渡しや、新たにオフィスを立ち上げる企業の方々へのサポートなど、ゲームビジネスを強力にバックアップしています。
    今年も、専門家による海外カジュアルゲーム市場の動向について報告すると共に、国内地域の事例として福岡市のゲーム産業集積や取り組み事例について紹介いたします。