ゲームデザイン

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公募 GD    ENG  AC

BEYOND RUMBLE ~ゲームにおける触覚フィードバックの設計・実装手法~

日時 
9月4日(木) 14:50~15:50
形式 
レギュラーセッション
受講スキル

・VR、特に触覚インタフェース技術をゲームに応用したいと考えているゲームデザイナー
・触覚フィードバックを実装する具体的な方法に興味のあるプログラマー,エンジニア

受講者が得られるであろう知見

・触覚インタフェースに関する網羅的な知識
・触覚フィードバックを実装する具体的なハードウェア及びプログラミング手法

セッションの内容

現在の家庭用ゲーム機では,汎用的な触覚フィードバックとして,ゲームパッドに内蔵された偏心モータによる振動の提示を行っている.登場時は強烈な訴求力があったものの,17年の時が経った現在では,ユーザに感動や驚きを提供するには必ずしも十分ではない.より高いリアリティの実現のためにはどのような触覚提示手法が存在するのか.また,シンプルな振動でも他のモダリティと組み合わせることで体験の質を向上させられないのか.本セッションでは,ゲームアプリケーションにおけるより良い触覚フィードバックの実現のための考え方と,ハードウェアとソフトウェアの両面についての具体的な実装方法を述べる.

講師プロフィール

  • 家室証

    家室証

    株式会社CRI・ミドルウェア

    エンターテインメント事業推進室

    エンジニア

    東京大学大学院情報理工学系研究科にて,バーチャルリアリティ(VR),ハプティックインタフェースの研究に従事.
    2013年,株式会社CRI・ミドルウェア入社.ミドルウェア及び新規技術に関する研究開発を行う.

    《講師からのメッセージ》

    触覚インタラクションと聞くと,あんなことやこんなことができるんじゃあないかと期待に胸が膨らみますよね.将来的にゲームに組み込まれたときに開発に役立つ知識だけではなく,皆さんそれぞれが自らの手で触覚インタラクションを実現するための考え方と作り方をお話ししたいと思います.