ビジュアル・アーツ

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公募 VA  

カメラ的に正しいフォトリアルグラフィック制作ワークフロー

日時 
9月4日(木) 11:20~12:20
形式 
レギュラーセッション
受講スキル

フォトリアルグラフィックスを制作するアーティスト、テクニカルアーティスト、グラフィックスプログラマなど。前知識はそれほど必要としません。

受講者が得られるであろう知見

アーティストにとってわかりやすいフォトリアルレンダリングの知識、およびカメラの原理、フォトリアルデータの制作ワークフローや専用ツール開発のための知識など

セッションの内容

国内外のゲーム開発では、フォトリアルグラフィックスという1つのパラダイムシフトを迎えるにあたり、アーティストは物理ベースシェーダーやリニアライティングなど、技術的に新しいソリューションを手に制作を進めることになります。
しかし、アーティストが根拠をもって正しくデータを作りあげるための一貫したワークフローを確立するには、多くの壁が立ちはだかります。
例えば、リニアとは何なのか?ライトの値はどう決めるのか?アルベドテクスチャなどは、どう制作すれば適正なのか?といった、よく起こる疑問や問題を解決するため、弊社カプコン・テクニカルアーティストの研究開発によって独自に導き出した、「アーティストための、カメラベースによる適正なフォトリアルデータ制作ワークフロー」を紹介します。

講師プロフィール

  • 橋口 智仁

    橋口 智仁

    株式会社カプコン

    テクニカルアーティスト

    映像系プロダクションや放送局にてCMや映画のCGI・VFX制作の経験を経て、ゲーム開発にアーティストとして携わる。
    現在、株式会社カプコンに在籍。

    テクニカルアーティストとして、先進的なグラフィック技術の開発を行いつつ、複数のゲームタイトルのアーティストに関する開発体制のディレクションに従事。
    傍ら、ツールプログラマとして、レベルエディタなどのゲームツール開発、DCCツールのシェーダーやSDKを利用したプラグイン開発などにも携わる。

    著書に
    AUTODESK MAYA オフィシャルトレーニングブック
    3ds max 7 パワー・クリエイターズ・ガイド
    CGWORLD|ワークスコーポレーション 特集記事 など

    《講師からのメッセージ》

    テクニカルアーティストの方、目指されている方など、どんな方にでも有益な講演内容にしたいと思います。

  • 村岡 伸一

    村岡 伸一

    株式会社カプコン

    プロダクト制作部 第1グラフィック開発室

    テクニカルアーティスト

    2009年にカプコン入社。
    マーケティングアーティスト、リードアーティスト、アートディレクターを経て、現在テクニカルアーティストとしてフォトリアルグラフィックスの検証、プロジェクトにおけるアーティスト開発体制の先鋭化に従事。