エンジニアリング部門 / 優秀賞
ハードウェアベンダーに中立な形でのリアルタイムレイトレーシング用APIの策定

マイクロソフトコーポレーション
「DirectX Raytracing」開発チーム

DirectX RaytracingはWindowsプラットフォームで、ハードウェアベンダーに中立な形でリアルタイムレイトレーシング用APIとして策定され、この事が、開発者のレイトレーシング対応への敷居を下げ、結果として普及に寄与したことを評価。
動的物体、動的光源に対応したリアルタイムレイトレーシングによるレンダリングの実現

マイクロソフトコーポレーション
「Minecraft with RTX」開発チーム

ユーザーがシーンを改変可能状況では、リアルタイムレイトレーシングの実現に必要な技術戦略は予想が難しい。
その中で、説得力のある反射、屈折、大域照明を実現しており、皆が親しみのあるゲームのなかで気軽にリアルタイムレイトレーシングの効果を体験できる点を評価。
また、レンダリングパスの技術解説もGDCで行われている点を評価。
プロシージャル技術により、地球上のあらゆる場所の風景をリアルに表現

マイクロソフトコーポレーション
「Microsoft Flight Simulator」開発チーム

地図・写真データに基づく 3D モデル生成技術と、緻密な自然・天候シミュレーション、データのストリーミング配信により、ゲーム内で地球上のあらゆる場所の風景をリアルに表現したことを評価。
業界の技術発展に貢献したQA支援システムの開発技術やノウハウ

株式会社セガ
龍が如くスタジオ ドラゴンエンジン開発チーム

©SEGA

開発現場、ビルドエンジニア、QAエンジニアが連携し、自動化ツールやプロジェクト管理ツールを組み合わせる事で統合的なQA支援システムを開発。その開発技術やノウハウを多数共有し業界の技術発展に貢献したことを評価。
キャラクターAIの意思決定技術に関する基礎技術及び実応用事例の共有

株式会社バンダイナムコスタジオ
長谷 洋平

©BANDAI NAMCO Online Inc. ©BANDAI NAMCO Studios Inc.

国内外を含めキャラクターAIのプランニング技術に関する具体的な技術情報が少ない中、その基礎技術の紹介とゲームタイトルでの実応用事例を多数発表。発表内容も具体的で開発現場に導入しやすい点も評価。