7/23 第6会場 公募 13:20-14:20 60 パネルディスカッション

「ゲーム音楽の著作権買取」は何が問題なのか?~JASRAC理事と作曲家が正面から語る~

酒井 省吾

エンドウ.

セッション分野
SND(サウンド)
セッション関連分野
BP
対象プラットフォーム
なし
セッション難易度
求められるスキル
• ゲーム開発に関わるプロデューサー/ディレクター
• 外部クリエイター発注・契約に関わる立場の方
• ゲーム音楽・サウンド制作に携わるクリエイター
• 著作権実務について体系的に整理したい方
得られる知見
• ゲーム音楽における著作権帰属の基本構造
• 音楽業界とゲーム業界における著作権認識の違い
• 「著作権買取問題」と呼ばれる事象の正体と主要論点
• 法的に問題となるケース/ならないケースの切り分け
• 現行制度下でゲーム会社が取り得る実務的選択肢
• 開発現場で誤解されやすい著作権論点の整理
写真撮影 / SNS投稿
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セッション内容

エンドウ.(JASRAC理事 / ミュージシャン・作詞作曲家)と、酒井省吾(長年ゲーム会社に在籍し、発注側・受注側双方を経験した作曲家)の二人によるパネルディスカッション

本セッションは「ゲーム音楽における著作権買取問題」を、
音楽業界とゲーム開発現場の視点の差異を詳らかにし、実務上の論点を整理し、持ち帰っていただくことを目的としたパネルディスカッションです。
ゲーム開発の現場では、「ゲーム音楽の著作権は買い取るもの」という慣習が長年共有されてきました。一方で近年、この慣習に対して疑問や問題提起がなされるようになっています。本テーマの本質は、単なる是非の問題ではなく「音楽業界における著作権の前提」と「ゲーム開発現場における契約・運用実務」の間に存在する構造的な差異にあると考えています。
本セッションでは、一般音楽業界における著作権実務・権利意識
(JASRAC理事経験を持つ作曲家)と、ゲーム開発現場における発注・契約実務
(長年ゲーム会社に在籍し、発注側・受注側双方を経験した作曲家)という異なる背景を持つ2名が登壇し、議論を行います。なお本テーマは各社の契約方針に強く依存するため、特定企業の立場を代表する発注者を登壇させるのではなく、モデレーター=酒井が中立的な立場から発注者視点を担い、実務上の論点を整理する構成としています。
感情論や立場論に寄らず、「何が問題で、何が問題ではないのか」を制度面・実務面の両側から整理し、開発現場が判断するための実践的な視点を提示します。

講演者

  • 酒井 省吾

    酒井 省吾

    ねこネコ音楽事務所(個人事業主)

    講演者プロフィール

    1987年よりゲーム音楽作曲家として、データイースト、ハル研究所の2社で36年間、インハウス作曲家として勤務。
携わった主なタイトルは「カービィ」シリーズ、「スマブラ」シリーズ、「MOTHER3」など。
2023年から個人事業主として独立。ゲーム音楽に閉じない活動を展開中。

    受講者へのメッセージ

    ゲーム会社員としての「発注者視点」と、独立後の「請負者視点」。2つの異なる立場で音楽著作権を見た時、現場では多くのジレンマが生じます。
    本セッションでは、作曲家と発注者という双方の視点から「何が問題になっているのか」を浮き彫りにし、JASRAC理事の知見をいただきながら、具体的な解決策や課題についてのディスカッションを行います。
    権利関係に悩むクリエイターから、法務・マネジメント担当者まで、ゲーム音楽に関わる全ての方に気付きを提供できるセッションです。明日の開発現場に活かせる知見をぜひ一緒に学びましょう。

  • エンドウ.

    エンドウ.

    JASRAC

    理事

    講演者プロフィール

    ミュージシャン、アーティスト、音楽クリエイター、一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)理事、一般社団法人日本音楽作家団体協議会(FCA)理事、一般社団法人日本音楽作家協会(MCA)会長、洗足学園音楽大学講師、バンタンミュージックアカデミー講師

    受講者へのメッセージ

    現役のミュージシャン、音楽クリエイターの立場から、皆様の参考になる情報をお届けできれば幸いです